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2月の色校が出そろいました!



■2/13発売
『こころにそっとよりそう 星空の話』

今夜開かれる、あなただけのプラネタリウムへようこそ

本書は、喧噪から離れて星に思いを馳せるための星空の話。
コスモプラネタリウム渋谷でチーフ解説員を務める「癒しの星空解説員」永田美絵さんが、各季節の星座や神話のほか、星と宇宙にまつわるお話をやさしく紹介してくれます。

上を向いて星を眺め、壮大な宇宙に想像を膨らませていると、いつの間にか日常の些細な悩みは見えなくなっていくはずです。

本書のブックデザインはアルビレオさんにご担当いただきました。
カバー、帯はもちろん、本文までこだわりぬいてデザインしていただきました!
ちなみに「アルビレオ」ははくちょう座にある星の名前で、「天井の宝石」とも呼ばれる美しい二重星です。
詳しくは本書夏の章をチェックしてみてください!

装画・本文イラストは、イラストレーターの斉藤知子さんにご担当いただきました。
とにかく自然物を美しく表現する方で、本書でも存分に発揮していただきました。
カバーをはじめ、本文にもちょこちょこ登場する猫ちゃん、必見です。

カバーでは、月や星のきらめきを表現するために箔を使用しました!
使用銘柄は村田金箔さんの「グリームホイル 金 No.2」です。
背表紙にも箔を貼っているので、本棚に差しても優しく輝いてくれます。

ぜひお手に取っていただき、本書片手に夜空を見上げてみてくださいね!
(担当K)


■2/19発売
『ノス&ザクロ モンスターズタイム』

人ならざる者が住まう、この世とあの世の狭間の町「シャドウズビル」
この町では、かわいいモンスターたちが大騒ぎ!?

人ならざる者が住まう、この世とあの世の狭間の町「シャドウズビル」。
町の一角にある怪しげな家には、クールで物静かな「ノス」と天真爛漫な「ザクロ」2人の似てない吸血鬼親子が住んでいた。

一緒に血を飲んだり、急に珍事件に巻き込まれたり…!?

癖に突き刺さるモンスターたちのコミカルなやり取りに中毒必至!
ポップでキュートなモンスターの日常を描く、ほっこりダークコメディ!

もともと作家であるラリアットさんがご投稿されていたモンスターのキャラクターイラストシリーズを元にして、世界観を広げていき漫画作品として制作した今作。
前作は個性豊かなかわいいモンスターのキャラクターをメインにおいて、装幀デザインを検討していったのに対して、今回はキャラクターだけでなく物語の舞台であるモンスターの町「シャドウズビル」や世界観の広がりを見せていくデザインに。

キャラクターのキュートな雰囲気はそのままに、ポップな街の様子が掛け合わさり、まるでアニメのキービジュアルのような素敵な装幀に仕上がりました。装幀から本文のページの隅々まで、ラリアットさんが紡ぐ唯一無二のモン・スターたちの世界が広がっています!
前作だけでなく、今作から手に取っていただいても楽しめるような作品になっておりますので、表紙でビビッときた方はぜひぜひ手に取ってみてください!(担当Y)

▽お試し読みはコチラ!


■2/19発売
『あやかし怪医処』

どうぞお見知りおきを――。

――どんな病気でも診てくれる医者がいるらしい。
その医者は、人も妖も金さえ積めば診ることから「藪医者」と呼ばれていたとか。
胡散臭い医者・余暉(よき)のもとには、原因不明の病に悩むヒトや妖が訪れるが……。
ヒトと妖が暮らす摩訶不思議な舞台で起こる怪奇小話譚、開幕。

キーカラーは赤ピンク、サブキーカラーは紺色に。
キーカラーには発色をよくするためKP(蛍光ピンク)をまぜながら赤~朱色に調整しています。
初校ではピンクがやや強くでたためデータ上でも微調整のうえ再校をとりました。

悩みや秘密を抱えたヒトや妖が、それぞれの「病」を通して物語は進んでいく本作。
単行本では、6つの本編に加えて、描き下ろしの番外編エピソード(カバーイラストにいる化け猫のお話!!)を収録。
また、各話あとにオリジナルコラムが収録されています。そのコラムは、カルテや診断書のように各話のエピソードをより深く楽しむスパイスにも!!
オールカラーでお届けする、少し不思議な7つの物語をご堪能ください!!(担当J)

▼COMICポルタで試し読み▼



Q. 「そもそも色校って何?」

A. 色校とは、正式には「色校正」といいまして、著者やデザイナーさん、編集者などが、思った通りの色で印刷できているかを、実際の印刷を始める前に確認するための試し刷りのことです。カバーや表紙など、カラーで印刷するものは必ず色校をとります。絵本や写真集などのオールカラーの書籍では、本文ページも色校をとることがあります。


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