痕跡
拝啓
お粗末な私の記事をお読みなる方々へ
唐突だが、今年もあと僅かとなる。
然し、時代の繁栄を逆らうかの如く、先駆者の訃報が絶えないのは実に悲しい出来事である。
特に、ヴィヴィアン・ウエストウッド女史の訃報は安易に言葉で表現し難い。
何故ならば、ヴィヴィアン・ウエストウッド女史が築き上げた歴史は容易に説明不可能であるからに尽きる。
数少ない敬愛すべき人生の先輩を追悼しようと過去の記事を振り返り、新たな時代を意識しようと勝手ながら想うとしよう。
やはり、ファッションのみならず、生き方(行き方)に疑問符を投げがけた先生は、限られた人でしか成し遂げられないと、改めて痛感するのみ。
残り僅かで新たな時代へと突入します。
みなさま、この一年大変お世話になりました。
新たな希望を絶やす事なく、新年をお迎え下さいませ。
敬具
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