Herbal Meditation~ハーブたちとともに瞑想する
裏磐梯はまだ雪深いですが、立春が近く、春の気配を感じます。
そんな本日のブレンドは、菩提樹の花、赤詰草の花、月見草の根、オレンジの皮、ペパーミントの花と葉です。オレンジ以外は庭と周りで採取したもの。
形や香りを愛でながら淹れていきます。
ハーブティーでもコーヒーでも緑茶でも、忙しいとチャチャっといれてしまいがちですが、その時間を瞑想的な時間にすることもできます。
うちにいらしたお客様が、ここで飲むハーブティーは美味しいと言われることがよくあります。自分では美味しく淹れられないとのこと。
茶葉の量とお湯の温度なのかなと思います。カップ1杯に対して小さじ1杯ぐらい。お湯は熱湯を使います。ティーサーバーにお湯を注ぐ時には、中の茶葉が踊るように注いでいきます。
あとは感覚的なもの。ハーブたちと対話をするつもりで、香り、色、形を愛でていくのが良いのかなと思います。
香りや味が出やすいように、葉っぱを砕いてしまうこともありますが、ホールのまま使うことで、ハーブたちは水と火(熱)によって、驚くほど再生します。
今日使ったボダイジュの花などは、咲いていた時そのものの形と香に戻っていきます。その美しさを愛でる時間が、瞑想的な良い時間となります。
ほんの10分ぐらいでも、そんな時間をとってみる勇気を。
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