敢えてトランジションと言ってみる2022年
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先日古本を買った。その名もなき古本屋の主人はとても読者が好きなのか?それとも確固たるメッセージがあったのか?古本と共にA4用紙1枚の文章を受け取った。そこには以下が書かれていた。
振り返ってみれば日々変化し続ける社会と日常の中で、その変化により良く対処し続けたここ数年。その対処の中でも行動変容の大きさがある定量を越えるとここでいうトランジションになるのではないか?
そう考えると日々はトランジションの繰り返しで、敢えてトランジションと言ってしまうととても大げさだと思う、なんて思いながらも2022年の振り返りとしてこのnoteを残すことにした。
今回このテーマは特に仕事について触れる為、是非何かしらの仕事で関わった人には読んでほしいなんて思う。
2022年 トランジションのbefore・after
2022年の私のトランジションと言えば仕事においてのことである。この一年私は以下の変容をした。
2022年初夏にシステムエンジニアを辞めトランジションをすると決めてから、紆余曲折ありこのような形になったが、この状態にも慣れるのに時間がかかる。トランジションにあたり相談させて頂いた方に報告が出来てなくて申し訳なく思っていたが、数ヶ月このトランジションについて黙っていた。
いずれも広義での環境問題に関する仕事である。ここ数年私がそうしたいと思っていた仕事の形にどんどん近づく感覚があり、この1年の試行錯誤の賜物と自分で自分を褒めたい。またそんな機会をくれる多くの方に感謝したい。どんな仕事なのか今回は個別に触れないが知りたい方はどうぞ。
Giveする責務とTakeされる権利
この様なトランジションを経て私の仕事についての認識が少し変化した。これまでの社会人生活は、ある種能力主義(エリート主義)のような考え方をしていた為自分のスキルの無さに落ち込むと2度と這い上がってこれないことがあった。
しかし環境問題に関わる仕事と間口を広め、私の事を求めてくれる環境に身を置く。川の流れにただ乗り続けた結果、私のどの一面かを良いと言ってくれる環境を手に入れることが出来た。
実際のところ、2022年の1番のトランジションは仕事そのものが変わったというものではないと考えている。私がスキルを提供する「Giveする責務」というギミックに、私の在り方が認められる環境を「Takeされる権利」が追加されたという事である。
もしかしたらこれはわがままなのかもしれない。企業やチームの中でこれまで自分のキャラクターを出すことのない没個性な振る舞いとは違い、大柄な行動と自分では思うときもあるが、それでもその環境に居ることそのものが否定されることがないという。これについて未だに不思議な感覚だが、胸のつかえが取れるが取れた年になった。
その他、小さなtopic
私による私の為の私への認識(トランジション)
これも小さいトランジションと言えるだろう。私の身体や精神を様々な視点やフレームに当てはめて認識するという事もした。
それ以前は自分への認識というと、年齢的に若く伸び代があり野心やエネルギーに満ち溢れているという少しやばいものだったが、私の中に内在する『守るべきか弱い人間』と認識し出しては燃え尽き症候群になる兆候で軌道修正が出来る回数が増えた感覚がある。
とりわけ、気分の上がり下がりが激しいという事についてずっと問題認識があった。しかし今年私がHSS型HSPに当てはまると知ってからは、ずっと見当たらなかったピースが見つかりパズルが完成した気分になった。
HSS型HSPは単なる繊細さんではない。HSS型HSPとは、HSPの特性である感受性が強く、刺激などに敏感でありつつも、刺激を求める人のことである。好奇心旺盛で、新しい挑戦や変化を求める反面、刺激に敏感なので疲れやすく、物事が長続きしない性質が私そのものだった。
この日々の小さな認識のトランジションが大きな社会的インパクトを起こすことはないが、それでも私の中では良いトランジションと言える出来事だった。
来年のトランジション
前段でも伝えた通りだが、日々はトランジション(変化)の繰り返しで、敢えて大げさにトランジションと言ってしまうと来年もと意気込まないといけない様な気がしてとても嫌である。
2022年は仕事におけるトランジションが大きかったが、2023年はプライベートにおけるトランジションがあるような気がする。まだ確定してたことはひとつもないが、より良く対処し続ける。今年がそうであったのと同じく、強い自分も弱い自分をありのままを守ってあげつつ生活していきたい。
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なにかとても書きそびれたものがあるような。うまく書けていない気がしてならないが、そんなもんで良いだろう。また来年どうぞよろしくお願いします。
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