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仕事も日常生活も変わっていく!新しい視点を得て自分が広がる貴重な機会に

次世代につなぐ未来のために、人と自然が共繁栄する「Regenerative(リジェネラティブ)」なあり方を考える、オンラインプログラム「Regenerative Futures Camp~世界をよくする会社をつくる人へのオンライン研修~」(以下、RFC)。

2022年1月にスタートし、今までに177名の方々にご参加いただき、現在第7期生を募集しています!

視座が変わった」「これからの未来が楽しみになった」と参加者からも多くの感想が寄せられるなか、第6期に参加してくださった野中周一さんに、研修に参加した理由や、得た学びなど、感想を寄せていただきました!

第6期生 野中周一さん
(食品容器メーカー)

ウェルビーイングとは?ワクワクしながら働くとは?
ヒントを探しに、RFCへ!

Regenerative Futures Camp(RFC)の第6期を受講したことは、私にとって非常に豊かな学びの体験となりました。このキャンプに参加するきっかけは、リジェネラティブに関心を持つ上司からの勧めでした。

「ウェルビーイングやワクワクしながら働くって、どういうことなんだろう?」――日々の業務に追われる中で、自分でも整理したいと思っていたテーマでした。さらに、「環境活動をどう事業性と結びつけるか」や「持続可能性を超える豊かさを実現するには」という問いへのヒントが得られると感じ、食品容器メーカーの素材開発部門で働く私にとって絶好の機会だと思いました。
 

自然と心が動かされた、全8回の学び

全8回のセミナーでは、毎回新しい発見や気づきがあり、心からワクワクする内容でした。

アースカンパニーのモットーである「楽しくないと広まらない!」を体現した構成のおかげで、自然と心が動かされる瞬間が何度もありました。さらに、様々な業種や年齢層から集まった感性豊かな受講者たちとのグループワークを通じて、新たな視点を得ることができたのは非常に刺激的でした。

心に刺さったのは、「内的サステナビリティ」と「心・直感で感じること」の重要性。そして、「あなたの会社があることで、世界はより良くなっているか?」というシンプルな問いかけが、深い余韻を残しました。
 

「不都合な真実」に向き合い、自分のあり方を見つめ直す時間

またRFCを受講し、長年、大量生産を続けてきた食品容器メーカーで働く中で、社会インフラとしての役割と環境への影響を再考する重要性を実感しました。

その過程で、企業の「DO」以前に企業の「BE(あり方)」が大切であり、その前に個人の「BE(あり方)」を見つめ直すことが最も重要だと感じました。

このアプローチは私にとって新鮮な発見でした。社会に出て30年が経つ中で、改めて自分の「BE(あり方)」を思い出すには時間がかかりましたが、少しずつ自分の価値観を再発見できたことは貴重な体験でした。

これまで具体的に考えたことがなかった問題についても、RFCを通じて多くの学びを得ました。例えば、豊かさが弱者の犠牲によって成り立っているという現実や、「誰かを、何かを犠牲にしないと発展できない経済や社会の構造」があるという事実です。

漁業における現代奴隷の問題や、牛肉生産が畜産分野全体の温室効果ガス排出量の約80%を占めるというデータは驚きでした。また、気候変動の影響で太平洋の島々で進む海面上昇の現実も非常に重要なテーマでした。

気候変動の影響で人が住めなくなってしまった廃村(サモア島)

日本の状況には目を向けているつもりでしたが、海外で既に発生している影響については考慮できていなかった自分に気づかされました。

さらに、自分の日常のストレスやメンタルヘルス問題が、地球や社会にどのように影響を及ぼすのかを新たに考えるきっかけにもなりました。

実際、多くの幹部がバーンアウトを経験しているストレスフルな企業環境では、クリエイティブでリジェネラティブな発想が生まれにくいという事実を理解しました。ディジェネラティブ・サイクル(ストレスフルな心身、ストレスフルなシステム、ストレスフルな地球)から、どのように脱却するかが重要であると学びました。

地球、社会、人間の心の問題は密接に関係していることを、自分の体験も交えて感じることができ、問題を包括的に理解することの大切さを学びました。
 

「物との付き合い方」も、日常の行動にも変化!物の価値を改めて考えるように

RFCを受講してから、私の価値観や行動に変化が生まれました。

以前は何気なく物を消費していましたが、現在では必要なものだけを選び、長く使えるものを大切にするようになりました。「とにかく安いもの」ではなく、「適正価格で良いもの」を選ぶことを心がけることで、物を大切に使う喜びを再発見しました。たとえば、古いコートを修理して愛用したり、ダウンジャケットを丁寧に手洗いすることで、「物との付き合い方」が大きく変わったのです。これは単なる行動の変化ではなく、物に込められた価値を再発見するプロセスでした。
 

取引先も、この機会を待っていた?!
食品容器メーカーとしてのネットポジティブにチャレンジ!

そして、RFCを受講してからは、食品容器メーカーとして自社がネットポジティブ(存在自体が地球にプラス)であるために何ができるかを真剣に考えるようになりました。

目先の利益だけにとらわれず、長期的な視点で価値を生み出すために、「あなたの会社があることで、世界はより良くなっているか。」という問いかけを常に心に留めています。具体的には、取引先の素材メーカーと共に環境に優しい材料やその製造方法について話し合いを始めました素材メーカーもサプライチェーンを通じて一緒に考えたいと思っていることを実感し、このような対話を通じて、新たなアイデアを生み出すきっかけを作りたいと思っています。
 

RFCで得られる新しい視点は、きっと業務や開発の幅を広げる!


RFCは、特に職場で実務を担当している方におすすめしたいです。新しい視点を得て、製品開発の幅を広げるための貴重な機会となるでしょう。

また、若い方だけでなく、自分の職歴を振り返る50代の方にもぜひ参加していただきたいと思います。「やらされサステナ」から脱却し、自分自身の「Be(あり方)」を掘り起こし、これからの社会人生活を見定める素晴らしい機会になると確信しています。

野中さんが自分自身の「Be(あり方)」を見つけて、
ワクワクする仕事のヒントを見つけたRFC第7期生募集中!

Regenerative Futures Camp 第7期 詳細はこちらから!


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