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220401 米糠ぼかし/卵酢/落ち葉床
今年は肥料も自作しようと米糠ぼかし作りに挑戦。腐葉土やキノコ堆肥も作っていますが、いつが完成なのかよくわからず…。未熟堆肥でも植物の根を痛めることがないような使い方をすればいずれ土の中の微生物様たちが分解、活用してくれるはず。
ぼかし肥料には人それぞれ作り方があるようですが、三大栄養素(窒素・リン酸・カリ)等の配合成分を厳密に計算しても、果たしてその量が畑の栄養成分と比較して適切な量なのかどうか判断しかねるため、かなり大ざっぱな作り方をしています。畑の様子を見ながら少しずつ使っていくことが賢明かと思います。
ひろちゃん農園のひろちゃん流をアレンジして作ります。できるだけ多様な菌が入るようにしました。
○米糠ぼかし
A:米糠、魚粉、EM、油粕、コーヒーかす
B:豆乳、飲むヨーグルト、甘酒、納豆、味噌、ヤクルト、おから、黒砂糖、穀物酢
Bで3L少しの原液を作りました。これにぬるま湯を足して米糠とよく混ぜ合わせます。
納豆を少量のお湯でよく攪拌させること、固形物が液状になるまで攪拌させることがポイントです。最終的には微生物たちに分解、発酵してもらうのですが、固形物は少ない方が分解も早そうです。ぼかし肥料を成功させる鍵は、水分調節ですので、材料の配合は大雑把でも大丈夫でしょう。米糠を直接畑に入れる場合は苗等の植え付けまで最低1か月は空けないといけませんが、一度発酵させたぼかし肥料は植え付け直前でも使うことができます。米糠等の有機物が土の中で分解、発酵する時に出るガスが、植物の根を痛めてしまうので、すぐに使うものには完熟させたものが良い、ということです。
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○卵酢
乾燥した卵の殻、穀物酢
殻3個分に対して酢は200ml。
殻を厚めの袋に入れてスリコギ等で砕き、瓶の中へ。酢を注ぎ入れしばらくすると殻が踊り始める。卵酢は苗の生育初期に100倍に薄めて与えると根の張りが良くなります。お酢には原液でかければ除草剤に、30~50倍なら弱った植物の即効治療に、100倍以上なら乾燥に強い苗を作る効果があります。
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野菜の育て方には、木嶋利男先生の書籍を参考にしています。一番肥料分が少なかった場所に、落ち葉床を一畝作ってみました。70cm程度掘って落ち葉を埋めれば、ゆっくり土質を改善していってくれます。粘土質なのでそこまで掘れませんでしたが、とりあえずやってみることに。冬の間、土の上に落ち葉を積み米糠を振って、透明なシートで覆っていました。雪が積もっていても、落ち葉があるところは人肌より少し温かい温度を保っていました。落ち葉温床で苗を育てるのも納得です。
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それでも去年と比べて土の色が濃くなりました。
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最後までお読みいただきありがとうございました。