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誰がお前を好きだと言った

絶賛生理中である。

今週ずっとイライラして、浮腫んで、なんか普段食べないものが食べたくなっていた理由がきちんとわかり、スッキリした。

腹痛いし、下半身血まみれだし、まー、言っちゃうと、年に何回、生理の時痔っぽくなるんだけど、それも今回無茶苦茶痛い。
生理については理解が及ばない北だが、お父さんが根深い痔主らしく、その辺はたいそう労ってくれる。ボラギノールは足りてるか?と、ドラックストアでハキハキ確認してくれるくらい気遣ってくれる。

婦人科の先生にも、本当にしつこい生理だな、と言われる生理だけど、私だってさっさと上がりたい。

特別、男に生まれたかった訳ではないが、生理の時とセックスの時は男になりたいと思う。
私には、苦痛であると言うのでは同義だ。

そんな訳で?、こんな時はBLだ、BL。

北がミステリと云う勿れだの虚構推理だの貸してくれたし、お母さんが百鬼夜行抄買ってくれたけど、それは元気になってから。

多分、マンガでは唯一残してる、BL作家、山田ユギである。

きのう何食べた?とか、よしながふみの作品もそーかなー、と思うけど、ジャックとジェラールとか、それを言ったらおしまいよ、だっけ、あの辺まで初期の作品以外はそっち系だと認識してないのだ。

確か、この作品と一緒に、よしながふみの短編も母の定期購読してた雑誌に掲載されて、私はどちらも好きになった。

この作品の突き抜けた明るさが好きで、続編出ないかなーと思っていたらシリーズ化されて、万歳であった。

モテる男ばかりが出てきて、単純に三角関係で、わかりやすい話の好きな私にはたいそう需要があった。

これは少し、人とうまく付き合えない本屋の店主兼翻訳家の話。

大学の同窓生と仕事で偶然再会して、その、強さ明るさ生きやすそうに見える部分に憧れ様は、とても共感した。
今の私を知る人は想像出来ないようだが、私は人見知りで、人とうまく付き合えないことが強いコンプレックスで、いつも隅で本を読んでいる根暗なやつだったのだ。

トラウマだなー。

ものすごい惚れっぽい主人公が、気付かないうち?に、シングルファザーに惚れてしまう話。

この人の、真っ当に育って明るい人と、徹底的に生きづらそうな物静かな人物の描きわけが、うまいなー、と思う。

表題作のシリーズは暗い。
いじめの話だしね。

しかし、あれだな。母のコレクションに比べたらだいぶマシだけど、やっぱりセックスシーンハードで邪魔だなあ。

なくても話は成立すると思うのだけど、やはり、こういう話はそれありきなのかね。

無茶苦茶仕事に疲れてた時に、本屋で見つけて即買い。

内容は軽くて読みやすい。

暗いより、ここまでご都合主義の根明って感じしか受け付けない時もあるよねー。
ない?私はあるんだよ。

これも好きな短編集。

子供の頃からプチストーカーされていて、とうとう捕まっちゃいましたよ、って話だけど、いいじゃんいいじゃん、平和で。

現行出ている単行本は多分全部持っているが、全部はこの部屋にないし、探しに行くには生理の体はしんどすぎる。

何年か前、最近新刊出ないなーと思ってたら、癌を罹患されて、闘病中だった。

深堀りすると、しんどくなりそうなので、あれから検索はしてない。

腹痛いし、北はまったく感じないらしいが、生理時特有の体臭が私を苛立たせるけれど。

生理2日目が日曜で良かったー。大手をふって病院休み。

なーんも考えず、ダラダラする日も必要、きっと。

しっかし、生理ないこいつら、羨ましい!

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