私の記憶に残りますように/みらっちさん、「音楽のように言葉を流す」ペーパーバック
鈍器本来ました!
待ち焦がていた、みらっちさんの「音楽のように言葉を流す」のペーパーバックが届いた。
Amazonの配達のひとは、ずっと男性だったのだが、この間から同じ若い女の子。
健康に日焼けして、とっても丁寧。
「暑いのにありがとうございます。からだに気をつけて下さい」
と伝えると、嬉しそうに微笑んで
「ありがとうございます!」
と返してくれた。
こんな可愛い女の子から、宝物のように手渡された本。
さてさて、開封の儀。
新刊の匂い
「あっつ」
梱包されているときはそう思わなかったが、直に手に取ると厚い。
自分から一番近い厚い本は、「大辞泉」であるから、参考にならないと思って、振り返った先の本棚で一番厚い本をいくつか取り出した。
京極のサイコロ本や、ハードカバーは卑怯であったかも。
それしたって厚い。
開くと、新刊の匂いを鼻孔をつく。
そういえば、紙の新しい本を買うなんて、何年ぶりだろう。
確か、3年前に鏡リュウジのコラム集がKindleになかったので買ったのが最後。
しかし、その本はお店の古い在庫であったようで、こんな「まっさらな本の匂い」はしなかった。
やはり、新刊というのは心がときめく。
出先はKindle、おうちで鈍器本
いくら好きな本でも持ち歩くのは無理!
通院時はKindle、家では紙の本を読もう。
私は新しい本も読むけれど、気に入った本は何度もくり返して読む癖がある。
よく読み返す箇所は癖がつき、持った時に自然とそこから読み始めるので、好きな文章を重ねて読んでいく。
私には「くり返す」という行為が必要なのだ。
毎日のルーティンを決める
食べるものも同じもの。
散歩して家事してシャワーして本を読む。
新しい本を1冊読み終えたら、既読のお気に入りの本を開く。
「記憶」を積み上げていく。
そして、書き残す。
いつ、この記憶がなくなっても、書いたものは残るだろう。
さて、夜は始まったばかり。
鈍器本と過ごそうか。