見えている世界だけじゃない
思わず夜空を見上げさせる中秋の名月
満月のパワーとゴングから受け取ったもの。
夏と秋の狭間で
前回のゴング体験は6月の新月、夏至のタイミング。ずっと続くのではと思われた暑かった夏から、ようやく季節が入れ替わる。そのタイミングで中秋の名月、9月の満月のゴングセッションを体験して、気づいたことを。
細胞が音を聴く
ゴングの演奏を聴くときは、ただただ全身でゴングが奏でる響きを浴びます。直接肌が出ている皮膚の部分は音の波に触れるような感覚で、頭の先や背中でも聴くという不思議な体験。
ノースリーブから出た腕は、ビリビリして、手先はしびれとエネルギーがうごめく感覚があって、この感覚がセッションを重ねるごとにより鮮明に確かに増していると感じます。
とにかくで全身で、音の波動を感じて、細胞が振動していて、人間はエネルギー体と言いますし、自分の細胞が音を聴いているって言えると思うのです。
今回は5つのゴング同士の振動がよりパワフルに共鳴しているように感じて、満月の日は、月からも太陽からもパワーが送られているそうなので、その力も重なったことを体感としても感じたように思いました。
一方で、5つの大きなゴングに挟まれるようにして、自分の神経をゴングの響きに浸すと、なんとも言えない浮遊感で、いらない力が抜けていき。どんな自分であるとか、それすらどうでもよくなって、音の波が身体を通り抜けていくことをただただ感じる時間。
日常にない五感を研ぎ澄ますことができるゴングだからこそ、頭ではなく細胞ごと魅了されていることもあるかもしれないと思うのです。
満ちたパワーだから入れ替わる
満月はエネルギーが満ち溢れていて、新月に向かう過程でエネルギーを放出されていくそう。だから不要なものを手放したり、浄化のパワーがあるとされているそうで、スピリチュアルな世界に敏感ではない自分でも、いらないものが落ちて、身体の中身が入れ替わったことを確かな感覚のように感じました。
遮るもののない世界
ゴングセッションを体験すると、身体的な痛みもなくなることがあります。
全身で音の波を感じて、その波が身体の中を通って放たれていくので、いらない力も振動で物理的に一緒に解き放たれるのかもしれません。
私の場合、顕著に肩こりがなくなるので、普段は必要以上に肩に余計な力が入っていることに気づかされます。
その時間をただ音に身を委ねるという身体的に完全に安全な空間は、心にも作用して、自分がどうだとか、どういう人間だとかもいったん忘れて、普段は想像が及ばない、時間や空間も飛び越えてしまうこともある。
そんな非日常の体験が、自分の凝り固まった思考の枠を外して、遮るもののない感覚を味合わうことができるのではと感じました。
少しずつでもそうやって感覚的にも開放できる場に身を置くことは、見えている世界だけじゃないことを感じることができるのかもしれません。
手放したらいつからでも進める
改めてゴングの体験を言葉にしてみると、自分の感じ方が明らかに変わっていることにも気づきました。
見るものとか出会う人とかそれは偶然だけどきっと偶然ではなくて出会っているとより強く思う今、ひとつひとつ自分の行動や言動、自分が関わる人に意味があり、世界は作られていくのだなと。
だからこそ、こうあらねばとか、こういう基準で成果が出ていないといけないとか、今自分がもっているモノサシはなんともちっぽけで、本質的な意味はないことに、気づかずにいたことに、今さら気づく。
今まで大事に大事に執着してきたけれど、世界はもっと自由に広がっていて、今知っているモノサシはもう十分これまでの自分を支えてくれたので、ありがとうと手放して。いくつからでも変わることができるから。
そして未来の羅針盤となるのは、やっぱり自分にしかない経験や感情から湧き出てくるものではと思うから、それを敏感に確かに感じる力をもっと育んでいきたい、とはっきりと思います。
新しいことに挑戦しようと思う10月。
不安と入り混じる少し落ち着かない気持ちと、怖さも感じる今だからこそ、もう必要のないものは手放して、自分を大切にしながら感覚を研ぎ澄ませて進めたらと感じます。
ゴングの世界、GIZAさんにて素敵なセッションを開催されていますので、
ご興味ありましたらぜひ一度体験ください!
引き続き体験コーチングも実施していますので、
ご興味ありましたらこちらをご覧くださいね。
今日のあなたがどこにいてもあなたを大切にできていますように
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?