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心を込めて言葉にした先にあるものは

自分の考えを表現する
いつからこんなに周りを気にしてしまうようになったのだろう

緊張をもうひとりの自分と楽しむ

久しぶりに大勢の前で話す機会があり、と言っても知っている方々の前での短いスピーチなのですが、久しぶりに汗かく緊張を味わいました。

人前で話すのは苦手意識があり準備をしていたけれど、やっぱりスピーチの途中では頭が真っ白になり。

コーチングを学び自分を俯瞰してみることが以前よりできるようになったのですが、
それでも、心臓がドキドキする時点から、
あぁ今緊張しているなぁ、
交換神経が刺激されているなぁ、
と感じていて、
副交感神経を高める為に深呼吸をしよう、
スピーチ最中も、
あぁ今声や手が震えて頭が真っ白だわと
もうひとりの自分と
会話していたことを鮮明に覚えています。

スピーチ後振返って、久しぶりにドキドキしたわー、出来はどうあれよくやったじゃんと、自分で褒めながらフッと笑ってしまいました。

緊張はおいしいチャンス

人前で話すことに苦手意識がある場合、
どう避けようかを無駄に考え続けてしまいますよね。

私も以前はそこに相当のエネルギーを費やしていましたが、
ちょっと考え方が変わり、
今ではそれはもったいないなと考えるようになりました。

人に話すことを望まれるのは喜ばしいこと、
下手なスピーチでもひとりくらいは聞いてくれる人がいる、
と自分で設定してしまっていた
不要な高いハードルを下げるだけで、
ガチガチにならずにいられます。

むしろハードルなんて本当は何もないのだから、
適度に力を抜いて、
緊張は成長できるおいしい機会と捉えてみて
そして、ときにはエイやっとやってみる。

真面目に考えすぎる傾向がある人にとっては、
もうひとりの自分もいっしょに
後からニヤリとできることでも考えながら、
意識の矛先をちょっと変えてみるとちょうどいいなと感じます。

人前で話すときの緊張をほぐすコツ3選

それでも人前で話すことは全然得意ではなく、
よく声が震えてしまう私が感じる
意識すると気持ちが楽になるコツ

  1. 呼吸に意識を向けて、ゆっくりと深く深呼吸をする

  2. 一番届けたい人(顔・名前)をイメージして語りかける

  3. 頭が真っ白になることも折込済にして、誰かひとりに届けば大成功とする

誰かに確かに届いている

スピーチの後、やっぱり声も震えたし、いったい何を発言したっけと思い巡らせていたとき、ピロンと1通のメッセージを受信しました。

直接仕事をしたことはないけれど、名前は存じ上げていた方から。

「気持ちがこもっていて、感動しました。」

と、とても忙しいであろう最中にわざわざメッセージを送っていただいたのです。

誰かひとりにでもと思って話したことが
確かに届いた、その嬉しさと、
あぁ私は緊張よりも気持ちを届けたかったんだと体感することができ、
心がじんわり温かくなりました。

私がしたかったのは、
100人に理解してもらうよりも、
1人でもいいので自分の言葉を届けること。

等身大の今の自分で大丈夫

恒例のひとりダメ出し反省会に陥りそうだったことにも気づき、そんなことにエネルギーを注ぐのは、これまたもったいないと意識を変えることもできました。

自己肯定感が低いのが当たり前すぎて、
それにも気づかなかった自分を、まずはフラットに受け止めてみる。

それは誰にも見えないけれど、
等身大の今の自分で大丈夫と思えることで、
それによって世界の見方が変わり、
現実も変わるというパワフルな力を持っています。

心を込めて言葉にした先にあるものは

自分の気持ちに心を込めて言葉にした先にあるものは、不安や恐れではなく安心や愛情や豊かさや希望などではないかなと感じます。

SNSで発信をすることは
渋谷のスクランブル交差点の真ん中で叫ぶという例えを聞いたことがあり、それを考えるだけでも相当ビビッてしまいます。

それでも誰かひとりにでも
何かを届けるその起点は、
ちょっと勇気を添えた自分の言葉であり、
そしてその行動から広がる世界が必ずある。

心を届けられることはとても嬉しく、
それが誰かの心に響いたらもっと嬉しく、
その為にこれからも自分の気持ちを言葉にしていきたいと思います。

年の終わりに思ったことと、
新たな年の始まりに書くことをこれからも少しずつ

2024年があなたにとって素晴らしい一年となりますように


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