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その言葉を口にしたくなかったの

あっという間に、業界のトップだったものを追い抜いて日本を席巻したもの。
私がすぐに思いつくのは下記の 2 つだ。

  • メルカリ

  • PayPay


実は過去にヤフオクでもかなり売買していて、10 年以上前の話になるがハンドメイド品を出品していたこともある。
メルカリでは買えないものもあるので今でもたま~に利用しているが、数年前から市場はメルカリの方が上回っている印象だ。


PayPay は、遅まきだけれど先週から使うようになった。

コロナ禍になってからは、円安も手伝って台湾以外海外に行っていない。
とっくに日本全都道府県制覇しているが、日本は本当にローカル フードとか銘菓、伝統工芸の宝庫なので (他の国がどうかは知らない)、何回周ったって問題ない。

地方の飲食店では、現金しか使えないことも多い。
しかしその中で、「PayPay は使えます」 という表示を目にすることが多々あった。
導入のハードルが非常に低く、キャンペーンなどもおこなわれていて、お店側にメリットが多かったからだろう。

そして 60 代以降と思しき男女 (特に女性の方が多かったか) が、「PayPay で😊」 と会計するのもよく見かけた。
おお、デジタル ネイティブじゃない世代にまで PayPay って浸透しているのか! これは凄いことだ。


PayPay を使わないからと言って、現金派なわけではない。
むしろ私は昔から、下記の理由でキャッシュレス決済派だ。

  • お金を触るのが嫌い (特に小銭は手がくさくなる)

  • レジでモタモタするのが嫌い

最近はクレジット カードでも 「タッチ決済」 が使えるようになったが、私のメインカードはまだ対応していない。今月末くらいに新しく送られてくるので、それから使えるようになる。

プリペイド式ではなく、かざすだけでカードを切ったことになる決済方法はめちゃくちゃ便利だ (ポストペイ型というらしい)。
実際にカードを出して払うより断然速い。

iD はイチ早くこの機能を搭載していたため、15 年近く愛用している。QUICPay も同じシステムのようだ。

私は会社の最寄り駅が JR だったため、モバイル Suica と楽天 Edy も使っていた。こちらはどちらもチャージ (プリペイド) 式である。
モバイル Suica は今でも電車に乗るときは使うし、オートチャージにしているのでそれほど問題はないのだけれど、Edy は現在ほとんど使わない。
残高 134 円がずーっとスマホに入ったままだ。
プリペイド式はどうしても無駄が出てしまう。


いちど、財布を忘れて出社したことがある。
しかし、携帯は持っていたので (定期券がモバイル Suica) 難なく電車には乗ることができた。
お昼にごはんを食べに行こうとして、財布がないことに初めて気がついたのだ。

当時の会社のオフィスは商業施設と一体型になったビルにテナントとして入っていた。
そこはすべてのお店が Edy に対応していたので、問題なくお昼を食べ終えることができた。

今や財布がなくても飲食も買い物もできるのである。多分旅行もできるであろう。


おサイフケータイを長らく使っていて特に不便さを感じていなかったので、最近台頭してきた 「バーコード決済」 についてはあまりよく知らなかった。

メルカリで貯まった売上金を、メルペイとしてバーコード決済できるというので何回か使ってみたが、「バーコード決済」 とひとえに言っても 2 種類あるのだということを知ったとき、かなりびっくりした。

  1. こちらが店頭にあるバーコードをスマホで読み込み、金額を入力する

  2. スマホでバーコードを表示させ、店員さんに読み取ってもらう

どちらもシステムの仕組みをよく考えれば、理解できる操作内容なのだけれど、「バーコード決済」 と一緒くたにしてしまうには、あまりにも動作が違いすぎやしないかと驚いた。
そして結構モタモタした。

1 は、「バーコードを読み込むスキャナ」 がない店舗が採るシステム、2 はその逆だ。2 の場合、客側はバーコードを見せるだけなのでラクである。

よく注意して見てみれば、1 の場合はレジ前に QR コードが提示されていることがほとんどだし、2 ほどは初期費用がかからないせいか、小さいお店ではこちらの方が多い。会計前に 1 か 2 か、大体の予測はつけられる。

これは PayPay やLINEpay など、おそらくほかのバーコード決済でも共通だろう。とにかくかざして会計が終了する iD よりも、私には複雑に思えた。ネットにつながっていないと使えないし (設定次第では使える?)。


というわけで相変らずクレジット カード & iD で基本支払っていた。Suica のみ対応している場合や JR の施設内は Suica。
旅行のときは宿すら 「現金のみ」 と言われることもあるので、大体 3 万くらいは現金も持っていく。普段は 15,000 円未満しか財布に入れていない。

Go To トラベル (なつかしい) などのキャンペーンでクーポンをもらったときは、基本バーコード決済になるので、実際に使って少し練習することになった。


そんな私がついに PayPay を導入した。
PayPay。メルペイや楽天pay を使うことには (モタモタするリスクを除いて) そこまで抵抗はなかったのだが、

「PayPay でお願いします (^^)」

と発言するのが嫌だったのだ。

なんやねんペイペイて😑

と思っていたのだ (PayPay の人すみません)。


CM も、宮川大輔のドギツい印象で 「PayPay 使いたい!」 と思うには結構ハードルが高かった (宮川大輔のファンの方すみません)。

『すべらない話』での印象が強い & メガネがいつも強烈なので、ちょっと視界に入れるだけで 3% くらいダメージ受けるような気がしているのだ (再度すみません)。


非常に抵抗があったのだけれど、大好きな旅行が私に PayPay をインストールさせた。

パートナーと旅行に行くときは、私が下記の料金をまず払う。

  • 航空券

  • ホテル

パートナーは下記だ。

  • レンタカー

  • ガソリン

  • 現地での食事

これをお互い立て替えて、いちいちメモっておいて旅行終了後に精算、という流れをとっていた。

が、月イチ以上で旅行に行くので、そんなものがどんどん溜まっていく。メモるのを忘れると、レシートが残っていても精算したんだかしてないんだか分らなくなる。

パートナーは計算が苦手 & お金に比較的無頓着なので (確定申告のときは非常に苦痛そうだ)、必然的に精算は私の担当になる。
旅行の手配も私、スケジュールを組むのも私、精算も私🥺

彼はまったく旅行に行きたがっていないので、無理もないし、計算を間違えられて大損するのも嫌である。
だから私がするしかない。

が、とにかくめんどくさいしさっさとその場で終らせたい。
私はその都度 Amazon ギフトカードを贈ることを提案したのだが、ヘビーユーザーの私とは異なり、彼はほとんど Amazon を使わないので Amazon ギフトカードは最適解ではなかった。
私には Amazon ギフトカードの返金でよいのだけれど。

楽天pay や LINEpay も提案してみたのだけれど、彼はバーコード決済はほぼしないし、クレジット カードまたは現金でよく購入している。
確定申告のときにラクだというので最近はクレジット カードをよく使うようになったようだが、それまではほぼ現金だった。

わざわざ手数料がかからない時間に (コンビニではなく) 銀行の ATM まで行って出金しているので、なぜ未だに現金を使い続けるのか、おろすコスト (限られた時間にわざわざそこに行く) が無駄じゃないのか、クレジット カードなら紛失して不正使用されても補償してもらえるのに、現金は誰もしてくれない。ポイントもつかないし現金で支払うメリットがない。

などなど、色々言ってみたけれど未だに比較的現金で会計したがる。

しかし彼はあの、

「PayPay でお願いします😶」

と発言することには抵抗がないらしいのだ。
(この家の中では) 貴重な人材である。

そこで (使ってもいないのに) PayPay のメリットを話し、今回の北九州旅行前に導入させることに成功した🤩


図らずも、旅行先では 60 年やってます! みたいなお店に入ることが多かったため (大変おいしかった😄)、PayPay さえ使えず 「現金のみ」 というお店は多かった。

しかしそれでも、PayPay の 「ともだちに送る・請求する」 機能はめちゃくちゃ便利だった。
こちらから送金できるのはもちろんのこと、「いくらください」 という請求ができるのだ。しかもメッセージつきで。

請求された側は、請求内容を確認して 「支払う」 処理をする。メッセージがつけられるから、何代なのか一目瞭然だし、支払ったか支払っていないのかすぐに分る。後で履歴を追うこともできるのだ。
メッセージが検索できなさそうなのが難点だが、それでも充分すぎるくらい素晴しい機能だ。

パートナーからの送金/請求はこちらが催促しなければスピーディーにやってもらえない。こちらからの送金は勝手に送りつければいいけれど、請求はそうはいかない。こちらで金額指定までして相手が 「支払う」 ボタンを押すだけでいいなんてなんて便利なのだろう!


こんな感じで PayPay デビューをしたのだが、実際旅行が始まってしまうと現地で何回か私も

「PayPay でお願いします (^^)」

と言っていた。

だって残高あるし、現金を 15,000 円しか持っていかなかったので、ちょっと不安だったんだもん。カード切るより速いし。


ひとつ、過去に行ってとても美しくておいしいお菓子屋さんにまた寄りたいと思っていたので寄った。
当時は確か女性の方がいらしたと思ったのだが、奥から出てきたのは足を悪くしてしまったと思しき、(おそらく菓子職人の) ご主人だった。
女性の方はどうしたのだろうか。

おそらく、松葉杖が必要なレベルの容態だったので、お菓子を包むにも何をするにも大変そうで途中からなんだか申し訳ない気分になった。
先客があったのでそれも相まって、早く終らせて退散しなくては! と思ったのだ。

そこで PayPay が使えることが判明した。しかもこちらがバーコードを読み込むタイプなので、私が金額を入力し、ご主人に見てもらえばいい。
ご主人がレジを打ってお釣りを渡したりするよりは負担が少ないだろう。

またあの

「PayPay でお願いします (^^)」

を言い、3 秒くらいで会計が済んだのでよかった。



「旅の恥はかき捨て」 という言葉があるが、今自宅に帰ってきて冷静になってみるとやはり

「PayPay でお願いします (^^)」

は言いたくない気持ちに戻ってきた。

だからペイペイてなんやねん😬 (みたびすみません)


言っている人のことをなんとも思わないし、自意識過剰 120% なのも分っているのだが、やはり普段の生活では使えないだろう。
私は Amazon ギフトカードでもらえればそれでいいし、基本私の方が彼に借りる額が多いので (家賃があるため)、私にそこまで PayPay マネーは貯まらない。

別のメリットとしては、私のメイン バンクは新生銀行なのだけれど、給与は三井住友銀行に振り込まれる (そのためにわざわざ口座を作らされた😳)。
だから給料日以降にはコンビニの ATM で出金してそのまま新生銀行に移す…… という作業をしていたのだが、1 回に出金できる額には限度額がある。出金を放置してしまうと、翌月に何回も出金することになり、無料出金を回数を超えて手数料がかかるので無駄なコストが増えてしまう。

PayPay は三井住友銀行からチャージしているので、家賃などの額が大きいものはチャージ → PayPay でパートナーに払う、とすると、出金しなければいけない給与が減るので、コスト削減にもなるのだ😄
(彼も三井住友の口座は持っているのだが、確定申告の件があるから、口座への直接振込は手続きがめんどくさくなるから振り込まないよう言われている)

彼も PayPay 銀行の口座を作れば、キャッシュ カード or 手数料なしで現金として出金できるらしい。
(他銀行への出金は手数料要)

楽天銀行は確か、キャッシュ カードを発行するのにも 1,000 円かかった気がするので、アプリがキャッシュ カード代わりになる PayPay 銀行は素敵システムだ。
楽天銀行は確かヤフオクのために開いたが、今は全然使っていない。


こんな感じで PayPay の 「貸し借り精算」 の主なメリットを記載してみた😁

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