感情をキャッチ
感情をコントロール
感情をコントロールできたらどんなに楽か〜と思ったことありませんか?イライラしたり、ムカムカしたりしたとき、周りの空気も悪くなり悪循環になり、最終的に謝って余計に落ち込んだり・・・。少し感情について調べたら、感情を表す言葉の多さに驚きました。
【感情】をWikipediaしたら表になっていたよ(もっとあった)
人は1日に6万回の思考をおこなっているそうです。ケンブリッジ大学Barbara Sahakian教授の研究によると、人は1日に最大3万5,000回の決断をしているそうです。そしてその中でも80%はネガティブな思考になりがちなことが分かっているそうです。
これを聞いてどう思いますが?前向きに捉えますか?落ち込みますか?
この統計を聞いて、自分だけと思っていたらみんなそうなのだなと驚きました。統計は時にちょっとした安心も届けてくれますね。
マインドフルネスとか瞑想とか
そこでよく持ち出されるのが<マインドフルネス>や<瞑想>です。自分の中にに湧き上がる感覚や感情に気づきやすくするためのトレーニングです。私は何回かチャレンジしましたがとても不得意です。
寝ながらだと寝てしまうし、座りながらも寝てしまう。
寝なかったとしても思考がまたクルクルしてしまい、修行が足りぬとすぐネガティブになります。落ち着きがないのか集中力がないのか、とにかく不得意で苦手です。
こうなったら実況と解説
そんな私にピッタリ?の思考法【実況と解説】法です。
スポーツの実況と実況解説を思い出してください。客観的に起きたことを言葉にしています。解説はその起きたことを詳しく説明したり補足したりしています。
自分の感情も実況解説をしてみます。
実況「あ、いまめんどくさいという感情が芽生えましたね」
解説「そうですね。今朝は少し頭も痛いようです」
実況「この後、洗濯と掃除という予定がありますね」
解説「はい、そうです。少し外の様子を見てみましょう。晴れていますね・・・。洗濯にはとても良さそうな天気ですね。」
実況「少しやる気が出てきたようです」
解説「はい、洗濯しながら掃除もするか、決断しかねているようです」
実況「では少し様子を見ましょう」
自分の感情をコントロールするのではなく、ありのままを観察してみることです。瞑想も結局同じことしているのですが、何か自分の感情が動いたらそれを感じて味わって納得することを練習することです。
ここで【審判】を心の中に置かないことがミソです。ジャッジや評価をしないこと。あくまでも観察です。実況も解説もいいとか悪いとか判断する実況ではなく【ありのままを見つめる】実況解説を練習します。
結局、感情を観察することで、ネガティブループ地獄のストッパーになります。そして「また考えたね、危ない、助かった」と元に戻ります。
実況中継を意識しながら、自分の思考や感情を味わってください。
練習は必要ですが・・・。