【権威性ゼロで真の力を身に付ける】
今日は『権威性ゼロで真の力を身に付ける』
についてお伝えしていきます。
人は「権威性」があると
安心して商品・サービスを
購入する傾向があります。
1つの判断目安にしています。
「影響力の武器」でも
お馴染みゆえに
注目を惹きつけやすい
メリットもあるのでしょう。
因みに「権威」とは
1 他の者を服従させる威力。
「行政の権威が失墜する」
「親の権威を示す」
2 ある分野において優れたものとして信頼されていること。
その分野で、知識や技術が抜きんでて
優れていると一般に認められていること。
また、その人。オーソリティー。
「権威ある賞を受賞する」「心臓外科の権威」
goo辞書より引用
医療の世界では「医師免許」
教育の世界では「教員免許」
法曹界の世界では「裁判官、検察官、弁護士」
etc
その他国家資格、学歴、キャリア等
ライセンスの存在は大きいです。
資格が無いと
法的に仕事が出来ない
という現実があります。
私も国家資格保持者であり
治療業界の経歴はあります。
ライセンス所有者ですが
「権威性」に関しては
少々違和感を
抱いていました。
あるに越したことは無いですが
何かおかしい感じでした。
それは「権威性」が
単にブランド品化して
名前だけの存在に
なっている事です。
資格試験は典型的な事例でしょう。
「資格さえ取得すれば将来は確実に安泰」
「ライセンスがあると見栄えも良く拍がつく」
「国家のお墨付きがあるから信頼される」
etc
大方このように考えています。
恥ずかしながら私も現行の資格を
取得する時に同様の発想でした。
悪く言えば
自分は厚労省のお墨付きを
付与されているから立派だと
天狗になっていました。
医師と同じ立場でもないのに
思い上がりも甚だしいです。
資格を錦の御旗にして
大手を振って患者さんに
自分は凄い施術者だと
アピールしていたに過ぎません。
愚か者の極みです。
患者さんからしても
免許を取得しているから
安心して信頼出来ると
思い込んでいます。
白衣を着た先生に
身体を任せて
治療してもらおうと。
資格保有者の視点に立つと
「権威性」の意義が
腑に落ちました。
「肩書き」を添える事で
人はいとも簡単に納得して
安心していくのです。
「有名大学でMBA取得、某大手○○企業事業部長」
「著名アスリート□□さん推薦、世界ランキング△△位」
「一流セレブ愛用で芸術性を兼ね備えた至高の傑作品」
etc
上記の文言を見聞きしただけで
凄いと感じてしまいます。
もちろん集客や広告の一環として
活用する事があるでしょう。
悪い事ではありません。
問題があるとすれば
他人の「権威性」にあやかり
良く見せようとする事です。
自分の力では成就しようとせず
周囲の名声や人脈等を借りて
浮かれてしまうと
後々失態に繋がります。
「虎の威を借る狐」状態です。
※他の権勢に頼って威張る小人の例え。
「権威性」とは無縁なのが
「ブラックジャック」です。
医師免許を持っていないにもかかわらず
唯一無二の神業的技術力で
数々の患者さんを手術して
命を救う物語です。
漫画の話なので
賛否両論ありますが
「権威性」を考える上では
有意義な内容です。
法律や理論ばかりを列挙して
御託を並べるだけなら
ただの理屈家です。
極論で例えるなら
有事や非常事態の現場で
負傷者が出ている状況下で
医師免許は持っているのに
自分の領域外で法的に抵触するので
処置は出来かねますと
発信しているような事です。
法律以前に人として
人道的な対応をするかです。
昨今の日本における軍事状況も
全く同じ事態に陥っています。
憲法という「権威性」を行使し
ああ言えばこう言います。
自分達にとって
都合が悪くなれば
憲法や法律を振りかざし
正論だけ一丁前に言う。
「屁理屈」という名の
悪口ばかりを唱え
現場を無視しています。
由々しき事です。
また「和訳本」も
二番煎じが多いです。
注)全てがそうではありません。
Amazon等のレビューを見ると
「和訳した意味が分からない」
「原文の単語や文脈からすれば全然違う」
「意訳しすぎて主旨とズレている」
etc
不一致が起こる背景として
和訳した本人が直接体験せず
想像で記載している可能性が
あり得ます。
「お金」や「権威性」に
べったり依存すると
ダイヤモンドと同様で
本質が見えなくなります。
『ダイヤモンドに本当の価値はない』参照。
あくまで参考程度に
留めておくほうが良いです。
他の側面や部分からあらゆる角度で
考察するように努めていく事です。
心から信頼・尊敬される為に
実践していくアプローチとして
1.権威性に依存せず
ゼロにしてリセットする
2.何が必要で何を知りたいか
目的を明確にしておく
1.権威性に依存せず
ゼロにしてリセットする
資格や免許を所有したとしても
無いものと認識していきます。
全くのゼロ状態から始めます。
2.何が必要で何を知りたいか
目的を明確にしておく
自分の現在値を正確に把握して
どういう方向性やビジョンで
進んでいくかを明らかにします。
自分のスキル磨きに
フォーカスします。
見かけだけの「権威性」に
執着する必要は皆無です。
心身の練磨に集中していれば
周囲からの称賛の声は
自然とかかります。
自分をひたすら
磨いていきましょう。
今日も読んでくださって
ありがとうございます。
追伸
あなたが思う・感じる
「権威性」に関して
教えてください。