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【「スキマ依存」は困難に陥る】
今日は『「スキマ依存」は困難に陥る』
についてお伝えしていきます。
「スマホ」は
現代社会において
欠かせないツールと
なっています。
肌身離さず「スマホ」を
持ち歩き夢中になっています。
日常生活で
「路上で歩きながらスマホの画面を見ている」
「電車内でアプリゲームをしている」
「飲食店でSNS投稿として使っている」
etc
良くも悪くも
「スマホ依存」です。
もちろん新しい技術革新により
社会全体が向上する側面もあるので
デメリットばかりではありません。
人間がどう扱うかによって
結果も変わってきます。
昨今の世の中では
快適で便利な状況になっています。
一方完璧を求め過ぎるあまり
心の余裕が無くなっており
何でも満たそうと
躍起になっています。
モチベーションに関しても
追求度合いが相当強いです。
達成したい欲求
「掲げた目標は全て達成する事で人生を謳歌したい」
失敗したくない恐怖
「次のプロジェクトは昇進がかかっているので
着実に足固めをして失敗を回避したい」
人気者になりたい欲求
「合コンで1番注目を集めて全参加者にモテたい」
嫌われたくない恐怖
「部下には厳しく指導する必要があるが
正直嫌われたくないので、穏便に済ませたい」
支配したい欲求
「自分の意見で押し切って、チーム全体を統制したい」
支配されたくない恐怖
「会社のルールが煩わしくストレスになるので
独立して解放される事で自由な時間を手に入れたい」
ここまでの恐怖や欲望では
通常より少し訴求力が
強い程度です。
エゴだけが強く発動していくと
「スマホ」依存並みに
願望が高まっていきます。
上記の事例で言えば
達成したい欲求
「目標を達成したいが為に相手にしつこく連絡を取る」
失敗したくない恐怖
「失敗を回避したいが為に周囲に迷惑をかけてでも
手段を選ばずにあらゆる方法を講じていく」
人気者になりたい欲求
「合コン終了後継続的に参加者と接点が取れるように
食事中好かれるように声がけをしていく」
嫌われたくない恐怖
「部下に厳しく指導する事を避けて、顔色をうかがい
ゴマすりをしながら機嫌を取るようにする」
支配したい欲求
「自分の意見に異を唱える者は力づくで排除して
圧倒的な権力でチーム全体を指揮していく」
支配されたくない恐怖
「会社のルールの盲点を探し、緊急時は法的措置を
適用出来るように防御策を取り入れて対応する」
どんどんエスカレートしています。
何かにつけて行動しないと
落ち着かない状況です。
つまり、これこそが
「スキマ依存」
です。
「スキマ依存」とは
隙間を全て埋め尽くして
没頭しようとする事です。
「目的見失い症候群」
と言えるでしょう。
隙間を埋める事によって
「目的と全く異なる事」
「目的と大きく変わる事」
していくようになります。
例えば
「実践して結果(利益)を出す事」
本当の目的であるにもかかわらず
「長時間作業する事が美徳で、良い成果をもたらす」
と間違った解釈をして
目的から大きく脱線し
自分のエゴを押し付けています。
あるいは
「ブログ作成やコピーは相手に読んで行動してもらう事」
本当の目的であるにもかかわらず
「長文こそがコピーの王道であり、読者を惹きつける」
と自己満足に酔いしれる
承認欲求が目的に
すり替わっています。
活発に行動する事が
悪い訳ではありません。
お勉強(インプット)だけして
実践(アウトプット)を
全然しないよりかはマシです。
ただ目的と方向性を見失って
意志力とエネルギーを
無駄使いする事が
勿体ないです。
自分の目的を明確にしないまま
闇雲に突っ走っていては
才能や強みを活かせないまま
自滅していく事になります。
「スキマ依存」に陥らない為の
アプローチは2つあります。
1.「3つの質問」を自問自答する
2.「2つの敵」を認識する
1.3つの質問
①自分は何者だろう?
②自分はどこに向かっているだろう?
③自分は何を得たいのだろう?
必ず目的を明確にします。
同時にビジョンと方向性を確認して
軸がブレないように
フォーカスポイントを固定します。
脱線しそうになったら
「目的は何か」を
5回繰り返します。
自分で修正出来そうに無い場合は
尊敬するメンターや師匠を付けて
フィードバックをもらう事です。
2.2つの敵
①自分は知っている
自分は知らないと思って
盲点を見つけるようにします。
知っていると認識した瞬間に
自惚れが発動して傲慢になります。
無知であるからこそアンテナを張り
色々な観点で考察していきます。
②自分はその意見に反対する
自分は賛成するとして
他の視点を学んでいきます。
逆サイドを否定するのではなく
弁証法で融合していく為の視点として
客観的に観察するように努めます。
物事を自分にとって都合の良い部分だけ
断片的に切り取り、色眼鏡をかけて
偏見に固執する事を控えます。
全てをオープンマインドで
学びと捉えていきます。
『目標が消える3つの要素』参照。
フロー状態のように
没頭してのめり込める
集中力は大切です。
但し状況を見極めた上で
相手が居る事を忘れない
ように心掛けておく事です。
全ては「陰と陽」です。
「質と量」のバランスを意識して
真の目的を考えていきましょう。
今日も読んでくださって
ありがとうございます。
追伸
あなたにとって
「スキマ依存」と
思われる事を
教えてください。