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ありがとうさようなら 12/29,12/31

12/29
すっかり年末で、昨日はお正月飾りを出した。

縄飾りがお正月感を出していて、気分が上がる。

年神様きてくれるかな。


今日はカフェバーでの最後のバイトだった。

一カ月前に突然のバイト全員解雇を言い渡されて、急にやめることになった。

まあどうせ2月くらいまでしか働けなかったからいいか。とも思う。

けど、私はとにかくそのお店が好きだった。


温泉街のはずれにあるお店で、店のそばの道は趣があり、もみじの木が植えられている。

店番をしているときに見えるのは、タップごしに、大きな竹とジャカランダの木とセイヨウニンジンボクの木と杉玉。

とても落ち着いていて、私にとって普遍的にある風景だった。


店内も広々していて、お座敷があって。テラスもあって。

窓につけられた和紙の日よけは、今の時期、その間から赤い実をのぞかせる。

お客さんもみんないい人ばかりで、本当にいい気持ちで仕事ができる場所だった。

この建物がとても好きだった。


でももうこのお店に来ることはほとんどないだろうし、内装が変わることが決まっているので、今ほど広々とはいかない。

元気でね、よろしくね、と伝えて建物をあとにした。


こうして終わった最後のバイト。

でもあの景色の綺麗さとか、救われる感じとか、独特の建物の温もりとか、忘れないでいたいと思う。



12/31
今日は大晦日。

実家に帰省して、家族で年越し。

けれど、今23時過ぎでかなり眠たいので、もう年越しする前に寝てしまおうかなと思う。

この後元気が出れば起きておくけど、、(結局投稿するころには日が変わる時間になってしまったので起きときます)


私は今21歳で、21回目?の年越しになるわけだけど、今年は特に新鮮さみたいなのがなくて、普通の日と変わらない気がする。

なんとなく気分も平穏で、俯瞰的にアーティスト大変そうだな、みたいな感覚。

歳をとったということか。これだから、時間の進みが早いんだろうな。


大晦日だというのに、家の中でぴりりとなる時間が数回訪れ、少し嫌気がさした。

いちいち怒って言わなくてもいいじゃない。

家族のかたちが変わりつつ現代で、子供の自分からみた、親がつくった家族の在り方は今や古いなぁと思ってしまうところがある。

けど、それを変えるのがいいのか、変えられるのか、わからないのでそっとしておく。



昨日は初めてだるま夕日を見た。

幸運の夕日とも言われる、この夕日を年末に見られてよかった。



そろそろ年越しということで、note納めでもある。

自分の気持ちをこうやって吐き出せる場所を見つけたのは、私にとってすごく大きなことで、辛い期間は特に救いだった。

noteというツールに出会えてよかったと改めて思う。

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