虫の声　　　　　詩

朝早く鳴く虫はコオロギかな？
昼は昼でせみは鳴く。
季節の狭間で互いに仲良く時をわきまえ、朝、昼鳴く。
風は少しばかり冷たくなってきた。
特にさみしい鳴き声は蜩のせみかな？
つくつくぼーしと鳴き秋を告げる。
せっかちでさびしげなせみだ。
8月の末は松虫かな？コオロギかな？
朝方、夕暮れを知らしその涼しげな声は私の汗もひく。
食欲の秋には困ったもんだ。
食べ物がおいしく感じる。
私はごはんより菓子に手が伸びる！
太りたくないと言いながらこの頃散歩を中断した。
足を怠けさせていて、外の気候にうとくなる。
いつか喝を入れ再び秋から虫と共に
散歩をしよう。
その虫はコオロギかな？早朝散歩は
美しい音色と共に歩こうか。