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対面      詩

そっと目薬さしてシバシバと痛そうなしかめ面。
眠ってばかりで目は潰れてしまい。
いつ開くかと待つ父と娘の姿はかよわく気長い。
寝ている母を粗末にするべからずと父は言い私を納得させた。
安らかに眠りつづける母を前にして
無力な父と娘は希望は捨ててはいない。
生きてるだけで母と対面すればいいと
ゆう。
心を察してあげて父に勇ましさをと
神様に祈る日々である。

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