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親子 詩
この暑さで夕方の散歩をさえぎる父。
ぶっ倒れてしまうぞーとこの過保護
ぶりは有り難く、うっとおしい。
孫には自由を与えてスキにさせるが
私には束縛を与える父。
確かに炎天下に歩くのはあぶないかも
知れない。
何故私に限って言う事も集中するし、
孫にはたじたじだ。
本当の親子関係とはそんなもんだろうか?そう思うと娘の父不在はふびんで
悪い事したなあと思う。
でも私には育つ頃ノータッチだった父。
孫の方が関わりが深い。
自転車の後部座席に娘を乗せて幼稚園に行ったり、弁当を作ったり世話にあけくれた。
可愛いと大事な長女とは違うと分かった。
私の事は家宝者やのう!と母に言った
らしい。