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田畑の授業を東京理科大学生が参観すると②

田畑先生

本日はありがとうございました。
田畑先生の温かさと熱意が生徒に伝わっているのが分かる授業で、苦手だった国語の授業も楽しく参観できました。
また、田畑先生は理想だけでなく、それを授業で実践していて、ますます尊敬します。
以下は感想と疑問です。
疑問は私の心の声なので、伝えなくて大丈夫です。
よろしくお願いします。

<感想>
・言葉だけでなく、表情や身振り手振りを使って全体に話をしたり、生徒の近くまで来て話しかけることが親しみやすさに繋がるのだと思いました。

・生徒の「冷めた笑い」をその都度注意していたり、発言したこと自体を他の生徒の「嬉しかった」という言葉によって肯定したり、このような積み重ねが安心できる場づくりなのだと分かりました。

・生徒が他の意見を聞いて「なるほど」と言ったり、授業後に「相手の意見も分かるんだよなー迷うよなー」と話していたりしており、他の意見を取り入れて、自分の考えを再構築していくことができていたように思いました。

<疑問>
・生徒は繰り返し文章を読み、自然に深く読んでいたが、このような授業づくりはどのようにやっているのか。

田畑回答
1回目 判読を聞き初発の感想や描写、学習課題の提案を作成します。
2回目 登場人物の整理をします。
3回目 場所と時を整理します。
4回目 心理描写を整理します。
5回目 学習課題づくりをします。
6回目 根拠と理由を考えます
7回目 根拠と理由を考えます。
とその日の課題を通しながら、全文シートで何度も読まなくてはならないようにしています。
ここがポイントです。内容を把握することが前提として、話し合いには欠くことができませんから。

・技術はどのように身に付けたのか。
田畑回答 4月から「文学教材の読み方・説明文教材の読み方」の型を提示して、それに基づいて繰り返します。
またもう一つは「意見をつなぐ学び合い」の約束事をルールとして提案し、それに基づいて授業を展開しています。

ありがとうございます。
次回に続きます。


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