意見をつなぐ学び合い(国語)田畑が実践公開
今日9月25日(水)
勤務校に
東京理科大学の井藤元氏と
大学院生・学生の6人が私の「意見をつなぐ学び合い」の授業参観にお見えになりました。ご多様の中ありがとうございます。
教材は
山川方夫の「夏の葬列」です。
学習課題は各クラスで話し合って
決めたテーマで、それぞれに異なります。
話し合いの型は
対立型です。
2クラスを参観いただきました。
クラスのカラーがあり
展開が面白かったです。
2クラスを見ていただくのは
クラスよって
話し合いの内容が異なるからです。
1組は
明るくて元気で
やる気満々
子どもたちのリクエストで
黒板に私が話し合いのメモを
取りました。
多様な意見が出て
教材読みの広がりがあったと思います。
話し合いの途中で
ある子が
「反対側に行きたくなったあー」
終わりが迫った頃
別の子が
「頭の中が混乱してきたあー」
と発言…
話し合いの価値はここにあります。
揺れるからいいのです。
次の話し合いが楽しみです。
2組は
教室に入ると座席移動を
既に済ませていました。
雰囲気が落ち着いています。
緊張してるといいますが
そう見えないよ。
「メモは各自で取るので
田畑さんはもういいです。」
とたくましく成長しています。
各自が「タバティの魔法の
メモ」をとっていきます。
落ち着いて発表が展開していきます。
中でも
嬉しかったのは
あまり発言したことのない子が
手を挙げて発表してくれました。
一人は文章の表現に
根ざして反論しました。
もう一人は今まで一回も
発表しとことのない
と言っていた子が
2回も発表してくれました。
発表してみようかなと
腹を括る姿勢が嬉しくて……
成長を感じます。
文学の解釈は
読み手の視点から行われます。
別の読み方をする友の意見をどう受け止め
処理をしていくかが大切です。
多角的・多面的に
思考できる幅の広さを学ぶことができます。
今後の話し合いが
益々楽しみです。
終わった後
この2クラスの後
もう一クラスの授業があり
研究協議の時間が取れず残念でした。
11月4日
東京理科大学に参ります。
その時に
授業の意図や
質問に答えていきます。
楽しみに馳せ参じます。
よろしくお願いします。
メモ力・書く力は相当ついています。
次は全員発表させたいなぁ……
目指すはここです。