『血液型占いより圧倒的に星座占いが大好きなイタリア』
12月14日は『ふたご座流星群』のピークを迎えた日ですが、日頃、星空とはあまり縁がないひとも、冬の夜空を眺めていたと想像します。
また、いつもは街の灯りがキラキラと揺らめき、美しさを感じるひとも、夜空の流れ星を見つけるには少々遠慮してもらいたい期間でしょうか。
寒い冬、澄んだ空気だとなぜか私自身もいつもより夜空を見ることが多く、なけなしの知識をフル稼働させて、冬の星座は何だったかと考えてみたりします。小学校で習った『冬の大三角』『オリオン座』『おおいぬ座』『こいぬ座』がかろうじて残っている記憶とは残念な話です。
皆さまが真っ先に思い浮かべる『冬の星座』は何でしょうか。大都会のきらめきとは違った夜空に光る星たちのショーはどこかロマンチックな雰囲気です。
さて、夜空を彩る冬の天体ショーを語る知識もないので、無理やりこじつけた星座の話題を少しご紹介します。
日本ではよくひととの相性で血液型や干支を話題にしますが、ここイタリアでは、当然干支はなく、自分の血液型を知っているひとも案外少ないです。そこで登場するのが『星座占い』です。日本でも朝の番組などで毎日『星座占い』を目にしますが、大人になっても誕生日を大切にするイタリア人にとり自身の星座も愛すべきもののひとつです。
占星術を信じるひとも、そうでないひとも、イタリア人とのおしゃべりのきっかけができる話題のひとつかもしれません。
ご自身の星座をイタリア語で言って、話題の種をパラッと撒けば、あとはおしゃべりが大好きなイタリア人がどんどん面白おかしく、おしゃべりを進めてくれることでしょう。
~ イタリア語で『12星座』を聞いてみよう&言ってみよう ~
「あなたの星座はなに?」: Di che segno sei? (ディ・ケ・センニョ・セイ?) または Quale tuo segno?(クアレ・トゥオ・センニョ?)
おひつじ座 Ariete (アリエーテ)
おうし座 Toro (トーロ)
ふたご座 Gemelli (ジェメッリ)
かに座 Cancro (カンクロ)
しし座 Leone (レオーネ)
おとめ座 Vergine (ヴェルジネ)
てんびん座 Bilancia (ビランチャ)
さそり座 Scorpione (スコルピオーネ)
いて座 Sagittario (サジッターリオ)
やぎ座 Capricorno (カプリコルノ)
みずがめ座 Aquario (アクアリオ)
うお座 Pesci (ペーシ)
ふたご座の『Gemelli(ジェメッリ)』を見て思い出したことがひとつ、日本語では『姉妹都市提携』と言いますが、イタリア語では『Gemellaggio(ジェメッラッジョ)』と言い『ふたご』を意味する言葉から由来します。姉妹なのかふたごなのかわかりませんが、とにかく『きょうだい』なのですね。
来週末にクリスマスを迎えますが、カトリックが多いイタリアでは、キリストが誕生する前に東方の三賢者が『ほうき星(彗星Cometa )』を見たとされ、神は、キリスト(預言者)がどこで誕生するかを『ほうき星』で方角を示したとされています。福音書に書かれていることもあり、イタリアではクリスマスのシンボルとして『ほうき星』をよく目にするのでしょう。
12月25日にキリストが誕生しますが、3人はラクダに乗り旅を続け、キリスト誕生の地に辿り着き、その日が1月6日とされています。この日でイタリアのクリスマス期間が終わります。
今年のクリスマスは、いつもと違ったイタリアの雰囲気を感じていただければと『e-ponte』だけの特別な『クリスマスデザイン缶』に入った『黒トリフ入りチョコレート』を準備しました。大変ご好評いただいていますので、イタリアのように、来月まで、販売させていただくことになりました。
クリスマスは12月25日ですが、イタリアのクリスマス期間は1月6日までまだまだ続きます。
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