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【読書記録】わたしを支えるもの(著:益田ミリ)

40歳。
年齢を気にしない。

なんて言いたいけれど、

やっぱりどうしたって考える必要が出てくる。
そんな年齢だったりする。


20代の時は、
40代って想像つかなくて
「ちょっとおばさん?」とか感じてたりして。
25歳で「ん?」ってお肌が曲がったとはっきり認識したのは覚えてる。
恋もしたなぁ。少しだけ。


30代の時は、
自分的には充実し始めて
その時は不安とか沢山あったけれど、
今振り返ると今までの人生の中で強気だった気がする。
(20代は後先ちょっとだけ考えつつちょっとやんちゃ?だった。)


40代・・・
今はなんとなく、不安もあり30代の頃より強気ではないが
なんとかなるんじゃないか、って思ったり。
リミットの影を感じたり。
少し落ち着いた感じもあり。
それでも何かあがこうとしていたり。


「年齢を気にしない」って
30代後半からなんとなく(いつの間にか)言葉にしてきたように思う。
それまではそんな言葉を言わなくても、書かなくても
気にしてなかったと思う。
それがどんどん自分を追いこむ?やる気にさせようとしてなのか
そんな言葉を口にしたり、書いたりするようになっていた。


この本の中では、それぞれふと考える事が出てくる。
親の事とか、今後の人生とか、忘れていたような気持ちとか。
そういったものが絵を通して語られる。
帯には「どれから読んでもおもしろい!」と書かれているが、
私は順番に読んで正解だったと思ってる。
一度読み終わったら、ランダムに読んでいいかも。


そよ風が吹ていてその中をゆっくり歩いているような気分の本。

春のぽかぽかした陽気でもなく
夏のすごく暑い感じもなく
秋のちょっとどんより暗くなる感じでもなく
冬の凍える感じもなく
どの季節にも当てはまらないような
でも風を感じたり、ちょっとした冷たさも感じたりする。

私が選ぶ絵本のような本は
こういう感じのものが多いかもしれないな。

ある日のすーちゃん
 10年ぶりくらいに
 歩道橋を渡ってみた
           「わたしを支えるもの」より

自分の住んでいる地域は、歩道橋ってないの。
会社のビルからは歩道橋が見えて、結構昼とかは渡っている人が多い。
思い出すのは、とある駅のそばにある大きな歩道橋で
老朽化で、車が通ると結構揺れてて、
歩いているのに怖くて足元がガクガクしてたな。

些細な日常だけど、気が付くと面白いって事も多々あるよ。


本を読んだ記録なんだけど、
本の内容や、作者の事ってあんまり書いてないかも知れない。
(普段の記録もそうだったかも)
まぁいいか。こういう事感じれたわけだし。
感じれた事があって良かったじゃん。


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