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長期的に患っている症状の正体とは?

こんにちは、ホメオパスのMadokaです。

あなたは長いことお困りになっている症状をお持ちですか?
または、毎年同じ時期に戻ってくる症状だったり、こうすると必ず起こるという症状があったりしませんか?

前回はセルフケアの対象となる急性症状にフォーカスしてお話をしましたので、今回は、慢性症状とも言い換えることができる上記の症状についてお話します。

身体や心の動きを知る

私のところにも、花粉症やアトピー性皮膚炎、甲状腺機能障害、ガンや自己免疫疾患、慢性的な腰痛や頭痛などあらゆる症状を持った方がやってきます。
体のことだけでなく、繰り替えずうつや、自殺をしたいという気持ちが時々訪れるという方、失恋から立ち直れない方、自己肯定感が低いのをなんとかしたいという方などといった、心の問題でいらっしゃる方もいます。

これらの症状は、お薬を飲んで短期的にでも症状がなくなると「治った」と思うのが普通かもしれません。
でも、ホメオパシーではそれを「治った」とは言えないかもません。
もしも、その時以降他の症状が始まったということがあったり、時間をおいて再発するような場合は、治っていなかったという証明とも言えます。
そんな時は「一時的に症状を抑圧した」という風に考えます。
なぜなら、もともとの体が健康になるためにしたかったことをさせてあげていないからです。

雑草はそれぞれrの種類が生えやすい環境が整った時に生えてきます
病も同じ、そこには、それぞれの病に適した環境があるということ

では、何をするべきだったの?と思いますよね。
その症状が起こる根本的な原因を解決する必要があります。
たとえば、お庭に草が生えてきて、雑草だからといって抜いたとしても、地面の下の根っこをきちんと処理しないと、その根っこが成長しいて「私はまだここにいましたよ!」と言わんばかりに再び雑草は生えてきます。
さらには、葉や花に栄養を送らなくて良い分、根がが元気になって、複数の茎を地面から上に向かって伸ばし、以前より大きくなってしまうのを見たり、経験したことがある方もいるのではないでしょうか?
さらには、その草は大きく育ち、種をあちこちに撒き散らしてしまうかもしれません。
それと似たようなことが起こるのです。
ですから、必要なことは、病気の根の部分である根本原因を見直すことと、土を良い状態に耕し、その雑草の育たない環境を作ること、すなわち、病にならない体作りをすることが大切です。

前に治癒の法則について話ししましたが、身体は治癒するために体内に必要のないものを外側に向かって押し出そうとしたり、中にいるウイルスを燃やさなくてはいけない場合はその温度まで体温をあげたりします。
心では、泣いたり、起こったり、内側にある感情を外に表現させたりさせるかもしれません。

例えば、悪いものをあなたが食べてしまったとしましょう。
腐っていたものを体内に入れたら、嘔吐や下痢をするかもしれません。
そして、不必要な毒素を外に出したらきっと下痢や嘔吐は止まるでしょう。
しかし、下痢や嘔吐を薬で抑えたら体内の毒素はどこに行くのでしょうか?
もしかしたら、体内に溜まった毒素は、身体中を循環し、毒を広めることで体がうまく機能しなくなり、死に至らしめられるかもしれません。
そんな時、ホメオパシーがするとことは、似た症状である嘔吐や下痢を起こさ赤る物質から作ったレメディを使い、ヴァイタルフォースに「体はいらないものを外に出したいんだよ」と教えてあげることです。
そうすると、ヴァイタルフォースの指揮により、悪いものを出そうと体が動きはじめます。もしかしたら一時的に、嘔吐や下痢が酷くなるかも知れません。
これが前にお話しした一時悪化です。

長期的な症状の起こる理由

上にあげたアレルギーや持病と呼ばれるようなものなどといった慢性の症状は、抑圧を重ねた結果とも言い換えることができます。
そのほかの症状の要因としては、、遺伝的なものや、その人の持つ感受性ともいえるサスセプティビリティー ( Susceptibility )と呼ぶものによるものかも知れません。
今始まったばかりの症状ではないということがだんだんとわかってきたのではないでしょうか?

生きてるといろいろなことがありますよね。
病気になったとき、怪我をしたときに抑圧的な治療をしたこともあるでしょう。
そうしないと命を救えなかったかもしれませんし、ときには必要なことだとも思います。
思いを口に出したり、表現したりできないような悲しい経験や悔しい経験または怖い経験をしたかもしれません。
そして、日々の食生活や着るもの、使ってきた洗剤やシャンプー、環境などから体内に入ってくるものもあります。

それらすべての蓄積が今の症状を作り出していることを忘れてはなりません。
とはいえ、長期的な辛い症状としてヴァイタルフォースが私たちにお知らせするずっと前から、実はもっと小さな短期的な症状としてサインを送り続けてくれていたはずなのです。
「これを続けたらまずいよ!」
「これは解決しておいてほしいな」
「いらないものを外に出したいな」
「外から入ってきたものとの関わりを知って次回に備えたいな」
そんなメッセージを要所要所で手を変え品を変え、送ってくれていたはず。
そこに気がつかなかったか、気がついたけど無視してしまったか、抑圧してしまった結果が今につながり、不快な症状を作り出しているのです。
体のしたかったことをしてあげて、満足させる、またはうまく乗り越えることができれば、今の状態にはならなかったとも言い換えることができます。

ホメオパシーと共にハッピーでヘルシーな日々を過ごしましょう!

慢性病の正体は人それぞれ

ここまでお話しして何となくでもイメージがついたら嬉しいのですが、症状が似てても、病名が同じであっても、ホメオパシーで行う対応は相手によって異なります。
病が歩んできた過程が違うからに他なりません。

たとえ起こった現象が同じであったとしても、感じ方や思考、体への影響は、遺伝、家族関係、経験、食べているもの、生活環境など様々に違いがあります。
たとえ双子であったとしても、2人として同じ人はいないはずです。
だからこそ、西洋医学で使われる「治療のガイドライン」のようなものを決めて同様に対応するのではなく、個別に対応していくことが大切になってきます。

この長年培ってきたものに対応するには、何層にも重ねて身動きが取りづらくなってしまっている衣をふんわりと一枚ずつ脱がせて、心も体も軽く自由に動けるようになるお手伝いができるホメオパスの知識と経験が必要となります。

セルフケアで対応できる急性症状はそこまで細かく見なくても、みんな似たような症状になるのがわかっていて、短期間で症状が治ることがわかっていいるものだから、哲学やメソッドなどを駆使していくような、そこまでの深い知識や経験を要求されないため、自分で対応することが可能です。
それに対して、長く患っていたり、または何度も身体が「直してほしい!」と私たちに訴えかけてくることは、ホメオパスに任せてより健康な毎日を歩むための伴走をしてもらうことをお勧めします。
さらに、E3Liveの商品を使いながら病の育たない環境を作っていくこともできたら最強だと思います!

前回、今回と、セルフケアの範囲の急性症状とホメオパスが対応するべき慢性症状についてお話しをしてきたので、次回は「セルフケアとホメオパスがやっていることの違い」についてお話したいと思います。

毎月第3火曜日に更新予定です。
お楽しみに!

Madoka Fujita SDSHom