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瞑想センター1ヶ月半

タイのチェンマイにある瞑想センターでコロナの影響を受け、ロックダウンというストレイ・キャッツの曲のような県や国の封鎖が広まり、立ち往生している今日この頃。

瞑想の生徒はだんだんと減っていき、残るは6人程度。

毎日朝の6時に朝食を受け取りに、大本堂の近くの食堂まで5分ほど歩いていく。

まずは出家したオレンジの糞掃衣を着たお坊さんから、次に頭を丸めた比丘尼(女性の出家者)、そして我々瞑想体験の修行者が食事をもらう事ができる。

食堂の入り口にあるディスペンサーからジェル状の消毒液を手にとり、ハエのように手を擦ってキレイになるイメージを持ちながら、全体に行き渡らせる。

しかし、このアルコール消毒液にはヌルヌルした異物が入っているし、やたら良い匂いがするし、あまり好きではない。

部屋に戻ってもう一回手を洗わなければならないのだ。

食事はベジタリアンとノンベジタリアンに別れていて、私はいつもノンベジを選ぶ。

大きな鍋に入った、毎日同じ雑炊は、コーンとネギとパクチーと、豚のミンチと若干のニンニクが入っている。

毎日同じメニューで飽きたと思っていたのだが、1ヶ月も経つと段々と美味しいと感じてくるようになった。

そう、バランスが良ければ毎日違うメニューにする必要はないのだ。


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