長引く不調を抑える食生活があった。
こんにちは、お受験は栄養が9割、第一志望校に合格する栄養療法専門カウンセラーのきーこです。
今日は、夏前から飛んでいる「蚊に刺された時の体の反応」について、ちょっとした秘密をお教えします。ぷくっと腫れてかゆみが出るのは、実は私たちの食生活に関係があるんです。
蚊に刺されたときの体の反応
蚊に刺されると、かゆみや腫れが生じますよね。これは体内で「オメガ6」という油が炎症を引き起こしているからなんです。でも面白いことに、この「オメガ6」は蚊に刺されたときに炎症を引き起こす一方で、ぷくっと腫れた跡を治してくれるのもまた、「オメガ6」なんです。
体の炎症を抑えることに特化した油がある。
それは、「オメガ3」です。現代の食生活では、揚げ物やスナック菓子などで市場には「オメガ6」が過剰にあります。これらを多量に摂取することで、体の炎症が起こりやすい状態になってしまうのです。
「オメガ6」はどんな食品に多く含まれるのでしょうか?
含まれる食品:
米油、大豆油、サラダ油、綿実油
菜種油、ゴマ油
揚げ物、スナック菓子
インスタントラーメン、加工食品
役割:
炎症を起こす働きと炎症を抑える働き。両方の働きがある。
「オメガ3」にはどんな食品に多く含まれているのでしょうか?
含まれる食品:
魚
亜麻仁油、エゴマ油
役割:
炎症を抑える働き
理想的な脂肪酸のバランス
理想的な油のバランスは「オメガ3」が1に対して「オメガ6」が1。
1対1が理想なんです。(参考文献1)
実際は「オメガ6」が多すぎるので食生活を見直すことで、繰り返す体の炎症を断ち切り、「オメガ3」の摂取を増やすことで体の炎症が長引かないようにすることが出来るのです。
私と息子の体験談
私の息子が3歳のとき、皮膚が赤くなり、かゆみが収まらず、皮膚科を受診しました。しかし、汗をかく時期になると同じ不調が出て、また皮膚科を受診することを繰り返していました。私もまた、慢性的な気管支の不調に悩まされていました。一生薬に頼らなければならないと思っていましたが、栄養療法の知識を活用し、不足している栄養素を適切に補うことで、私も息子も慢性的に繰り返していた不調が改善されました。
お医者さんから同じ薬を処方されても、季節によって不調が出ることがあります。そんな時は、治療と並行して栄養バランスを整える方法も選択肢の一つです。私も薬を使用しながら栄養バランスを意識した結果、気づけば薬に頼らなくても気管支の不調が出なくなりました。
自身の栄養状態の底上げをしっかり行うことで、体が変わる。元気になる。ことを実感できたらうれしいですね。詳しい情報をお聞きになりたい方は最後にお知らせがありますので最後までお読みくださいね。
おすすめ:イタリアのレストランでのサラダの食べ方
昔、イタリア旅行中にレストランに入ったときのエピソードです。サラダが出てきたのに、ドレッシングがありません。ウエイターに、ドレッシングがないとジェスチャーでたずねたところ、なんと、サラダに直接オリーブオイルをかけて、その上にレモン汁をかけ、さらに塩を振りかけたのです。「どうぞ」と言われ食べると驚くほど、おいしかったのです。その味が忘れられず、今では、自宅でも実践しています。
体にいいとされる「オメガ3」の油を活用して、レモン汁と塩(ミネラルの多いもの)で味付けすると、簡単ドレッシングサラダの出来上がりです。
シンプルでおいしいですし、オメガ3の摂取量を増やます。
オリーブオイルは調理油として使うといいことがあります。
オリーブオイルは「オメガ9」とも言いますが、調理油として使用することで「オメガ6」の摂取を減らせる利点があります。酸化しやすいので遮光瓶に入っているものがおすすめです。
「オメガ3」「オメガ6」のバランスが鍵
油は、控えるべきというイメージが強いかもしれませんが、私たちの体にはどちらも必要です。それは、体では作れない成分(必須脂肪酸)がふくまれており、口から摂取する必要があるからですただ、「オメガ6」は日常的に過剰になりやすいので、「オメガ3」を意識して取り入れることが体の炎症を抑えることにつながります。
蚊に刺された時の体の反応を解き明かしながら、油のバランスについて、少しでも興味を持っていただくことで健康への架け橋になればと思います。
では、次回もお楽しみに!
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参考文献1
腸から脳を整える最新栄養学「発達障害は食事でよくなる」溝口 徹 著
保有資格
看護師
一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所
オーソモレキュラーニュートリジョンプロフェッショナル
栄養療法カウンセラー
ウエルネスプラス認定アドバイザー