パーソナル修学旅行: 小学生と知床漁港
網走監獄からJRとバスを乗り継ぎ、知床のウトロ漁港へ。鮭の水揚げは11月前半で終了、ギリギリで滑り込みました(公式カレンダーはこちら)。拙宅の小学生には初の漁港見学となります。
前回の網走監獄の旅行記はこちら。
水揚げはASMR
水揚げはおよそ朝7時から9時まで。繰り返される仕分けと波の音で、飽きずにずっと見ていられる景色です。
海域で獲れる鮭は6種類だそうで、種類やボディの痛み具合などで仕分けられています。自分達は鮭の種類は見分けられませんが、鮭の網で一緒に引っかかったサバ的な何か、ヒラメ/カレイ的な何か、エイ、ヒトデ、クラゲは分かりました! 踏み台もあるので、小学生もよく見えます。
知床の食物連鎖を知る
遡上を観察したのは、ペレケ川と遠音別川。ペレケ川はアクセスが良く、バスが来るまでぼんやりと観察できます。
ペレケ川と遠音別川は河口から川底に砂利があり、鮭さんにとっては遠く遡上する必要がない構造らしいです。それでも川上を目指す元気な鮭さんは、遠音別川の場合、人工水路に誘導されて「遠音別川サケ・マス遡上観覧施設」へ。人口受精からの稚魚飼育を経て、各地の川に放たれるそうです。
小学生は双眼鏡で産卵の様子を観察していたのですが、途中で飽きて鮭さんの亡骸観察に…。写真の白い姿はウロコが剥げ落ちたためで、子ども曰く目玉が全部ないと。犯人はカモメですが、魚皮を食い破るパワーはないので目玉のみ食べた模様です。細かいですが、食物連鎖の一端ですね。
晩秋は鮭釣り解禁
ちょうど鮭釣りの禁止期間が明けたところだったので、遠音別川の河口の左右両岸は釣り人でいっぱい。斜里浜には釣り竿3本、釣る数3匹まで…etc.と水産資源保護のルールがあり、パトロール中の警官を見かけました。釣果はなかなか厳しそうに見えましたが、どうだったのでしょうか。
学んだ後は、美味しくいただく
我々がいただいたのは道の駅 ウトロ シリエトクの「鮭の親子丼」(¥2600)。お値段はなかなかですが、輸送距離? 鮮度? の違いか、居住地で買えるものよりずっとみずみずしくて美味しかったです。鮭さん、ありがとう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！