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どんな怪盗がお好きですか?【モーリス・ルブラン「アルセーヌ・ルパンシリーズ」】


私の中で怪盗は、頭がよくて身軽でかっこいいイメージです。
「名探偵コナン」の怪盗キッドなど……。


他あまり知らないので、
魅力的な怪盗がいればぜひ知りたいです。


私が好きな怪盗はアルセーヌ・ルパンです。
三世ではなく、モーリス・ルブラン作の方です。


一部の作品しか読んでいないのですが、いつもかっこいい!と思っていました。ルパンは頭脳も駆使しながら、追って追われてのハラハラ感があって、時に窮地に陥りながらも最後には やりきってくれるところがかっこいいなと思うのです。


またルパンが作中、別の人物のふりをして仮名で出てくるのは楽しいところです。
誰がルパンだろうと探しながら、話が進むと「あ!この人がルパンだったんだ」って分かる瞬間が面白いです。小説ならではの楽しみかもしれません。


ある巻では、ルパンが仮名で探偵事務所を開いていたこともありました。
怪盗が探偵をしているっていうのも面白いですし、
怪盗だからか、調査無料で無罪の人を助けつつ、悪人からごっそりお金をもらう自由なところもあります。
実力はあるので、ルパンを苦々しく思いながらも毎度協力をあおいでくる刑事さんもいて面白いです!

ルパンの、何でも楽しもうとする姿勢がいいなぁと思いました。


個人的に好きな巻は、『三十棺桶島』です。(アルセーヌ・ルパン全集11 偕成社)

普段は街を行動することが多い印象ですが、この巻は離れた孤島での話です。しかも、その島から出られない、というところがワクワクしました。

それに加え神の石や三十の棺桶など、予言や言い伝えもたくさんあって、
最初から話に引き込まれました。真相にはびっくりしました。



以上です。

また他に怪盗の話があれば、
見つけて読んでみたいなと思いました。


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