バッタを倒しにアフリカへ 前野 ウルド 浩太郎
こんなに楽しい本だったのか!😳と早く読まなかった事を後悔したぐらい面白かった。
この本、言うなれば「夢を叶えるための地球の歩き方」😁
モーリタニアの砂漠で、かつてファーブルに憧れた若者が、バッタの専門家になって世界を救うべく奮闘する自伝エッセイ。
出だしから旱魃で研究対象のバッタが発生しないという極上の不幸に見舞われ、文化の違いに翻弄され、成果が出ないまま期限切れで無職になり....
ポスドクの悲哀てんこ盛り、3段のお重にギュウギュウ詰めって感じなのに、その全てを笑いに昇華させ、抱腹絶倒のエッセイに仕上げているのが本当に凄い。
こう言う、転んでも転んでも、その度にタダでは起きず、ひたすら夢に邁進する若者が増えれば、日本の未来も明るいのになぁ(*˘︶˘*).:*♡
「夢の数だけ幸せがある!」
という作者のポリシーに痺れた一冊。
読むと物凄い勇気と、膨大な笑いと、まぁまぁの量のモーリタニアに関する変な知識が手に入り、ちょびっとだけバッタに詳しくなれます。😁
バッタに関しては、ホントにチョッピリ。
論文を書いてからしか、裏話を書けないから....らしい🤣