マネージャーの必須能力その2:ルール作成力
こんばんわ、だぴてぃです。
今日もお読み頂きありがとうございます。
今回はマネジメントのお話です。
マネージャーやリーダーにとって必要な能力は業種や業態によって様々ですが、共通しているものもいくつかあります。
前回は【進捗管理】でした。今回はご紹介する能力は
【ルール作成力】です。
誰でも身につけられるので、サクッと読んでサクッとルール作りを勉強しておきましょう!
ルールの作り方
チームで仕事していると必ずと言っていいくらいマニュアルやローカルルールが存在しますよね。
このルールというものは、とても便利なものである反面、作り方を間違えるとチームの足かせにもなってしまうシロモノです。
結論からいえば効果的なルール作りには次の4つの条件が必要です。
1)ルールの数がすくない
2)使う人によってカスタマイズできる
3)具体的である
4)柔軟である
これはドナルド・サルという方が書かれ著書『simple rules』が非常に参考になります。
ぼくのブログでも書いている内容なので、こちらも参考にしてみてください。→【最高のルール作り】
ルールは出来る限り簡単で、誰でも使いこなせるものが優秀なルールです。
万人が使えないルールは、それはルールとは呼べず、ただの自己満足になりがちです。
シンプルイズベスト
ルールは覚えやすくて、簡単なものがいいです。
そもそもルールを守るためには覚えられないと意味がないので、簡単に覚えられるものがベストです。
ルールは少ない方がいい
最大でも7個程度までにしておきましょう。それ以上多いと覚えられなくて、いらないトラブルを引き起こす原因になります。
厳選して数個で済むようなルール作りを目指してみましょう。
使う人によってカスタマイズできる
ルールというのは絶対的である必要はありません。状況によってカスタマイズ、使う人によってカスタマイズできるようにしておきましょう。
最終的な目的が一致していれば、多少のカスタマイズでルールの能力を最大限発揮させることができます。
具体的である
ルールはできる限り具体的である必要があります。
抽象的だと、結局何を目的としているかわからない場合が多く、これもトラブルの原因となってしまいます。
例えば、自分の仕事で申し訳ないですがこんな感じです。
✖️「検体がきたら対面で受け取る」
⭕️「検体がきたら患者氏名と検体内容を確認して受け取る」
ただ受け取るんじゃなくて、受け取り方までしっかりと指定しておくことが重要です。
こんな風に具体的であればあるほど、しっかりとしたルールを作ることができます。適応範囲が広すぎるルールは「非現実的なルール」になりがちなので注意しましょう。
柔軟性がある
ルールはフレキシブルであることも重要なポイントです。
少し具体性があることと矛盾する部分があるかもですが、シンプルなルールというのはルール内なら好きにアレンジ・カスタマイズできるのが強みでもあります。
先ほどの検体確認の例でいうならこんな感じになります。
「検体は患者氏名と検体内容を確認する」
これ、実はやり方までは指定していません。声での突き合わせなのか、目視なのか、指差し確認なのか。
医療業界ではしっかりとしたマニュアルがあるべきなんですが、ぼくのチームではそこまでは指定していません。理由は明確で、医療業界はいろんな性格の人、いろんな有資格者がいます。
それぞれなんとなく特徴があって、中には具体的には声が小さいとか、早口すぎて何言ってるかわからないとかですね。あとは医者ならさっさと検体出してどっか行っちゃうとか。
仕事なんだから決められた通りやってくれ!とも思いますが、そんな人たちにルールを強制しても無駄。ならこちらが柔軟に対応するしかない。ということです。
なので相手に合わせて最もベストな確認方法をとっています。これにしてから検体確認事項でトラブった経験がありません。
決められているんだからしっかりしてよ!は相手に強要しているだけで、自分で何も考えていないだけ。それは思考の放棄とも言えるので、まずはコントロールできるところから調整していきましょう。
欲張らないことが大事
まとめですが、シンプルなルール作りに必要なことは次の4つのポイントでした。
1)ルールの数がすくない
2)使う人によってカスタマイズできる
3)具体的である
4)柔軟である
これらを実践した上で、あれもこれも欲張らない!ってことが重要。あくまで物事をシンプルにする必要があります。そして使いやすいルールが最強です。
さあ、今すぐ最強のルール作りを実践してみましょう!
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