リーダーから見た「実力ある人材」とは?

なんかあるツイートがそこそこ伸びているので、今日はそれを深掘りしたいなと思います。

検査技師の実力って専門的スキルのことばっかり言う人いるけど、組織で働くなら絶対的にそれは違う。
「実力ある」というのはコミュ力、ルーティン回す力、指導力…あらゆる総合値が高くないといけない。専門スキルはあることに越したことないけど、その表現方法間違えば言い方悪いけどただのゴミ。

まあ、最後は「ゴミ」って言ってるので言い方はホントに悪いんですけど、でもわりと真実かなと思います。みんなきっと、心の中では思ってるはず。

立場上、どうしても「使える人材とは」という観点になりやすいんですが、本当に実力ある人って、見ていて不安要素があまりないんですよね。つまり、総合値が高い。


対して不安になる人って、何か一芸に秀でていたとしても、どこか不安定さを感じる。もちろんそれを活かすのがリーダーの仕事ですし、チームとしての強みになる時もありますが、「実力ある」という観点だけで言えばちょっと違うんです。

よく「突き抜けた存在になれ!」と時代のインフルエンサーはいいます。もちろん、突き抜けてしまって、打たれないくらいに飛び出た杭になれば周りも認めざるを得ないものです。ただその状態になるって、天才か、ちょっとぶっ飛んだ努力家しかいないんですよね。

つまり、そう簡単に周りには存在しないってことです。


組織の中で働くということは少なからず「評価」されたいものです。評価がいらない人なんて、そうそういません。みんな少なからず認められたい、認めてほしいと思っています。これは卑しいことではなく、承認欲求が人間に備わっている以上、仕方のないこと。僕も、あなたも、必ず大なり小なりあります。


そして、その評価というのは「実力」がないと得られません。

その時、上司(評価者)は何を見るか?ということですけど、正直、数字なんてあまり見ません。どれだけ成果を残したとか、無視はしませんが決定的なファクターではない。

それよりも「人としての安定感・信頼感」の方がだいじ。言い換えるなら「計算できる」人材を評価したくなるものです。

革新的になにかを目指している組織なら、リスクをとるかもしれません。

でも持続可能性が求められる組織なら、リスクはできるだけ排除しないといけません。リスキーな選択なんてしたくないから。当たり前といえば当たり前なんですよ、これは。


ただ間違ってはいけないのが、安定感って長く一緒にいればいるほど得られるものでもあるという側面です。考えてみればそりゃそうだって感じですけど。だって、1日の大半の時間を一緒に過ごしているわけで、そこを蔑ろにはできないですよね。

でもそれと「評価」はまた別物なんです。これってとても難しいこと…。

このことからも分かるとおり、いかに相手の懐に入り込むのがうまいかってのは、安定感の指標にはなってきます。

飛び出るのは安定感をゲットしてからでも遅くはありません。


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だぴてぃ
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