不満は「明文化」で攻略する
チームを運営していれば必ずメンバーからの不満が生まれる。これは当たり前な話で、万人が満足する集団や考え方なんてものは存在しない。
なのでどこかで妥協するしかないのが現実。
その妥協をどのように生み出すか?というところがチーム運営のコツであり、チーム力向上のカギ。
今日はそんなお話。
✔️このnoteでわかること
✔️このnoteの信頼性
これが正解!というものは存在しないが、何かのヒントになれば幸いです。
✔️不満はなぜ生まれるのか?
理由としては大きく分けると次の2つ。
理由2は本人のわがまま的な側面もあるので、今回はとりあえずスルー。人格的な部分に関わってくるので。
でも、理由1は解決できる。
それがタイトルにもあるとおり「明文化」である。
✔️マニュアルは「作業書」ルールは……
マニュアル通りに仕事すれば、基本的には誰でも同じクオリティで仕事できるようになっているはず。それがマニュアルというもの。
マニュアルの他に「チームとしての根幹」をなすためのルールを策定する必要がある。これはどんなにメンバーに恵まれていてもやるべき。ずっと同じメンバーでいられるわけではないのだから。
✔️ルールの作り方は4原則から
だからと言ってルールでがんじがらめにするのは、完全な悪手。やるべきではない。
ルールの作り方には4つの原則がある。
可能であればこの4つ全てを、できなくても3つくらいは満たしておきたい。ルールという性質上、「使う人によってカスタマイズできる」という項目についてはグレーな部分がある。ここにはモラルが関わるから。
しかし3つもあれば、十分に効果のあるルールをつくることができるはす。
✔️「文章」にすることに意味がある
ルールはなんとなくな「情報」としておくのではく、しっかりと「明文化」されていることが大切である。
これは都合よく解釈する人間が必ず出てくるためである。ルールを都合よく解釈すると、チームとして収拾がつかない状態になる。
会社であれば、必ず就業規則があるはず。
大原則はそこに沿いつつ、チームの中で現実に即するカタチとして改めて「明文化」しておくこと。
✔️最後に、、、
不満はあるかもしれない。いや、ない方が人間の心として不健全。しかし、それを表にだすのか、グッと堪えておけるのかは個人の問題。
そんな状態のチームに未来はない。
チームの持続性を考えたとき、必ずルールは「存在」させなければならない。可能な限り、グレーゾーンをなくしたルールを「明文化」させておこう。
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