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言葉は人称を選ばない

 こんにちは。

 今日は、言葉は人称を選ばないというテーマで書きたいと思います。

1、言葉は人称を選ばないとは

 人称というのは、

1人称 私、私たち I、we

2人称 あなた、あなたたち you

3人称 彼、彼女、彼ら、彼女ら he,she,they

 ですね。これは、誰にでもわかると思います。

 そして、否定的な言葉は、相手に直接言ったり、コメントしたり、自分自身に向けたり様々な相手に向けられると思います。

 例えば、仕事で新人に「なんでこんなこともできないの💢」と怒りをぶつける時は相手は2人称、不倫した芸能人を叩至り、知事や国のコロナ対策の対応のまずさをコメントする時は相手は3人称になりますね。そして、失敗して、頭の中で「なんでいつもこんなに自分は失敗してばっかなんだ」と自分自身に対して怒りをぶつける時は相手は1人称になります。

2、否定的な言葉、コメントも結局は自分の中にしこりを残す

 表題は、何を言いたいのかというと怒り、怒鳴る、悪口、陰口、荒らしなど否定的な言葉やコメントをしても(相手が2人称、3人称でも)その言葉、コメントは結局自分自身に返ってきますよということです。

 思い返してみると、怒りの感情をぶちまけてその場で感情を爆発させて、スッキリした気分になってもすぐに感情を爆発させた自分自身に自己嫌悪してしまいますね。そして、次の日相手から避けられてしまうのではと不安に思うのではないでしょうか。

 今は、SNSで著名人への誹謗中傷、Yahooニュースを見てもネガティブなコメントが目立ちます。最近は、第3者(3人称)を相手にした否定的な言葉、コメントが増えています。これらのことも、最初はニュースへの苛立ちや著名人が気に入らないという理由からネガティブなコメントをしていると思います。

 これらのことも、最初は面白半分であったり、思い通りにいかない世の中のどうしようもない怒りが先行してこのような否定的な言葉、コメントをすると思います。

 しかし、考えてみればわかることですが、ここでコメントしても事態は良くならないですし、結局頭のどこかでそんなコメントをした自分自身を自己嫌悪になるだけです。

3、メディアもネガティブなニュースが多い

 テレビやラジオなどのメディアは、ネガティブなニュースを多く報道します。それを見聞きした私たちは、ネガティブな気持ちになるのも無理はありません。今は、日々報道されるコロナ新規感染者数や東京五輪開催の是非など見ていると心理的に不安になります。

 だからといってテレビを見るなと言ってるわけではありません。朝をテレビを見ながら仕事に行く支度をしている人は多いと思いますし、テレビの右上に表示される時刻が朝の準備をする上で便利だと思います。テレビなしの生活を半年してそれは思います。

4、ネガティブな気持ちを出さないための対策

 なので、例えばニュースのCMの間など空いた時間を見つけて自分にとってプラスになるようなことをしたり考える、なんなら朝目が覚めた瞬間に考えるのがいいと思います

 朝起きて、「うわー今日も仕事だ。毎日の仕事つまらないし、今日も同僚から嫌味を言われて上司から怒られるんだろな(これは、以前仕事をしていた時に私が朝起きて毎日思っていたことです)」と思うと1日全体がつまらなくなります。対して、「よし、晴れていい朝だ。今日も1日仕事頑張ろう。」とプラスな気持ちで望めば、1日のなかで仕事のトラブルがあってもなんとか乗り切れるものです。何事もはじめが肝心とは良く言ったものですが、まさに的を得た言葉だと思います。

 私の場合は、仕事のストレスが積もり積もり、体の症状に現れたので病院を受診し退職しましたが、気持ちの切り替えをもう少し上手にしないと次の職場でも同じようなことになってしまうので、この点は私自身の課題です。

 あとは、就業時間外には自分にとって気分の良いことをすということも大事だと思います。これは、ストレスコーピングの記事に方法を書いているので是非参考にしてください。

 ストレス対策となるとお酒を飲見ながら野球でも見てストレス自体を押さえつけたいと考えてしまいます。やり方次第では余計にストレスを溜める結果となってしまいます。

 お酒は酔いが覚めた後に二日酔いなど自己嫌悪してしまいますし、野球も応援していたチームが負けると余計にストレスが溜まってしまいます。だからと言ってお酒や野球観戦が悪いというのではなく、ほどほどに楽しむのがいいと思います。

 お酒は、適量でほどほどに抑える。野球観戦でも負けた試合でも、今日この試合で◯回をしっかり抑えた中継ぎのピッチャーには今後注目だ。などプラスの要素を見つけるというのがいいと思います。私も地元の楽天ファンで時々ラジオで試合を聴いたり、ネットで見ますがその視点で見るとプロ野球の長いシーズンをより楽しめると思います。

 話が少し逸れましたが、ストレスを自分自身でケアするためにその場でできることや頭の中で想像できることもいいと思います。私は旅行が好きですが、このご時世もあってなかなか行けないです。そんな時は、時刻表やJAFの地図を見ながら空想旅行(実際には行かないが、頭の中で地図や時刻表を見ながら旅程を頭の中に思い浮かべたり、ノートやExceln旅程を記入する。私は実際に旅行に行くよりもこっちの方が面白いです。)することも楽しいです。

 他にも、仕事終わって家に着いたら背伸びをしてリラックスする、仕事帰りのカーラジオを楽しむ、帰宅時に電車で楽しみにしていたアニメやドラマの第◯話を見るなど気軽にできてお金がかからないことならベストだと思います。

 仕事や学業のストレスというのは、生きていく上で避けて通れないものなので、そのストレスを愚痴や怒りを他の人にぶつけたり、ネット上に批判コメントを開く前に自分にとってプラスになるとことをして、プラスの感情にすこしでも持って行くのがいいと思います。(※もちろん、パワハラや深夜までの残業が毎日など職場環境が自分にとって耐えきれないものならば、その場から離れることを第1に考えた方がいいと思います。)

5、記事のまとめ

 では今日の記事をまとめたいと思います。

毎日見聞きするネガティブなニュース、職場でのストレス→世間や他人の行動、考え方を変えることはできない。

            ↓

自分の行動、考え方を変える方がベストな対策(その際、愚痴や悪口、ニュースへの批判的なコメントをしても結局は自己嫌悪に陥り余計にストレスが溜まる)→ストレスに対しては、自分に対してできるプラスのことをあらかじめ用意し、それを実行することで不満を行動に表す前にストレスの解消する

 以上のことを記事にしました。この記事を書くにあたり参考にしたのは以下の本です。

 セルフコントロールする方法について詳しく書いてあります。100円でkindleやhontoなどのネットストアでも購入することができます。今モヤモヤして悩んでいることがあれば是非一回読んでみることをお勧めします。

 また。この記事ではネガティブな言葉やコメントのことを書きましたが、その逆「ありがとう、おめでとう」などプラスの言葉や感謝の言葉をいうと言われた相手は当然嬉しいですし、言った自分自身もプラスの気分になるはずです。相手を褒めたり感謝することは人間関係を築く上でも重要ですし、自分自身もプラスの感情で満たされます。なので、感謝の気持ちはどんどん表に出すことが大事だと思います。謙遜が美徳とされる日本の文化の中では尚更です。

 記事は以上になります。ネガティブな気分になるのは誰にでもあることです。その気持ちを抑え込むのは良くありませんが、、少しでもプラスな気持ちで解消するのがいいと思います。そして、相手への感謝の気持ちを出して生きてくことは本当に大切です。人間は自分1人で生きていくことはできませんから。金八先生も言ってましたね。

 最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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