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休息で俺たちをアップデートする

休日の過ごし方ってやつについて、あんたは深く考えてみたことがあるかい?

この複業推奨の世の中にあって、もはや完全な休みってやつを俺たちは取ることなんて出来ない世の中になりつつある。
いつだって、自分をアップデートしなければ、とか、サービスを提供しなければ、とか考えている自分がいる。

でも、それって俺たちがなりたい自分に近づくためには何かを学ぶとか何かをアウトプットするってだけが手段じゃないと思うわけなんだよね。

今回は、休みってやつについて考えてみようと思うんだ。

あんたもきっちり休みを取れているかい?

休息の必要性

世の中に出版されている本を見てみると、びっくりするくらいに休み方の本が出ている。

なんだろ?休みって言うとこの表紙レイアウトにしなきゃいけないのかってくらいに表紙が似ているね。

この本を読んでみると、いわゆる世界の偉人はきっちり休みをとっていたってことらしい。

例えば進化論のチャールズ・ダーウィンさんっているじゃんか?
ダーウィンさんの場合は1日の過ごし方がこんな感じだったらしい。

朝起きたら散歩と朝食。
8:00-9:30は仕事。
9:30-10:30は手紙の返信。
10:30-12:00は研究。
12:00-13:00は散歩と昼食。
13:00-15:00は手紙の返信。
15:00-16:00は昼寝。
16:00-17:00は仕事。

なんつーんだ?あなたの仕事は昼寝と散歩と手紙の返信ですか?ってくらいの生活サイクルだったらしい。
こんな生活はサラリーマンである俺たちにとっては夢のまた夢ってやつだよな。

ただ、ダーウィンさんが今の世界のベースとなっている「進化論」を作り上げたってのは紛れもない事実なわけだ。

ってなると、休みのとり方ってのが成果に直結するものすごく大事なことだってことはワリカシすんなりと腹落ちすることだと思うんだよな。

休日の過ごし方

休みが大事だとして、俺たちはきっちり休日を活用できているんだろうか?

ふと振り返ると、平日にはいけない買い物に時間をとったり、小学生の息子の勉強を見てやったり、それこそ、このnoteを書いてみたりと、なにげにあくせくと時間を過ごしていることに気付く。

平日に仕事で時間を拘束されるサラリーマンにとって、休日ってのは貴重な「自分で行動を決めることが出来る」時間なわけだから、そこに普段できないことを突っ込みたくなるってのは自然な発想だよな。

でも、どうやら全体としての生産性はそれでは上がらないらしい。

実際、長時間労働の申し子のような土地であるシリコンバレーでも休息に対する対応が変わってきているんだっていうんだよな。

例えばGoogle。
昼寝用のナップポッドってマシーンが導入されているらしい。

なにこのマトリクスっぽいやつ。

こんな近未来的なマシーンを導入してでも、社員に休息を取らせて生産性をあげようってスンポーなんだそうだ。

NetflixやEvernoteでは有給休暇がとり放題だそうだ。

こんなふうに、社員の生産性を上げるためには休息が必要だってのが世の中の判断になりつつあるらしい。

で、俺たちの休日の過ごし方を振り返ってみると、どうやってもやらなきゃいけないことに追われがちだよな。

でも、俺たちは休むことを計画に盛り込んでいかなければ、俺たちの価値を作り込むことが出来ないってのが事実だとすればだよ?
俺たちが休まないのは怠慢ってもんだよな。
言葉的に矛盾を感じはするけれどさ。

昼寝を計画する

平日でも休日でも、俺たちは休息を必要としている。

ならそれを計画に盛り込んでいくことが大切だよな。

平日ならランチタイムの15分程度。
休日ならどこか1時間程度の昼寝時間。

こいつを計画的にとっていくってことなら、できそうな気がするよな?

特に平日の15分睡眠はパワーナップ睡眠といって、米コーネル大学の社会心理学者、ジェームス・マース氏が提唱する昼寝の仕方だ。

こいつをやることは、それほど難しいことじゃない。
何なら今日からだってできるはずだ。

そいつによって、あんたの生産性が上がったなら、みっけもんってもんだよな。

なあ、あんたはどうする?

俺たちの生産性向上のための昼寝、やっていけそうかい?

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