【過去12年間】ドバイ主要8エリアの市場トレンドを解説!
2024年もドバイ不動産市場は、継続的に成長すると予測されています。過去12年間のデータをもとに、エリア別の市場トレンドを分析してみました。
この記事はこんな方に向いています。
✅ ドバイ不動産に興味がある
✅ 海外の不動産市場トレンドが知りたい
✅ ドバイ不動産のエリアを決めかねている
主要8エリア
今回、注目するエリアは8エリアに絞っています。主要8エリアとは、下記の8つです。
ダウンタウン ドバイ
ビジネス ベイ
ドバイ マリーナ
ジュメイラ レイク タワーズ(JLT)
ジュメイラ ビレッジ サークル(JVC)
パーム ジュメイラ
ドバイ ヒルズ エステート
ドバイ クリーク ハーバー
これらのエリアは、ドバイの不動産市場の中でも物件数、取引数が多く、ドバイ不動産市場を見る上で重要なエリアです。
それぞれのエリアで、どのような特徴があり、どのような違いがあるのか、過去12年間(2012年〜2023年)のデータを見てみましょう。
※ 面積あたりの売買価格(AED)の平均値をデータとして使用しています。
ダウンタウン ドバイ
市場価格 トレンド
ブルジュ ハリファ、ドバイモールがある、言わずとしれたドバイの中心地です。 ダウンタウンにある物件はほとんどが アパートメントタイプの 物件で 一軒家 いわゆる ヴィラのタイプ はほとんど ありません このグラフは アパートメントの面積あたりの売買価格をベースに ドバイの市場全体と比べたグラフになります。
オフプラン物件と 完成物件 を分けてグラフにしています。
オフプラン 物件を見ると 2023年 の 価格が 2701 AED まで上昇しており 過去12年間で最も高い水準となっています 平方メートルに換算すると1m2あたり 116.8 万円 程度の金額になっています。
完成物件のグラフを見ると2023年の価格が 2226 AED となっており 2014年の 前回のピーク時と同水準まで価格が上がっています 平米単価 96万円 となります。
東京都23区 の新築マンションの平米単価は151.6万円 ですので 都心23区よりも少し 安い くらいの金額単価になります。
前年比価格変化率
オフプラン物件の価格変化率を見ると 2021年から 成長スピードは減少していることが分かります。最大で 前年比 +20% ネガティブには前年比 -15% のボラティリティがあることが分かります。
完成物件の価格変化率 を見ると 前回のピーク時 2014年 の前年 である 2013年 に前年比40%の成長、そこから2年かけて 2015年にマイナス成長となっています。 直近を見ると コロナ後、2020年以降は 前年比のプラス成長をしており 2022年には前年比+20%の 成長しています。
ビジネス ベイ
市場価格 トレンド
次に ビジネスベイの市場価格のトレンドです ビジネス ベイも ダウンタウンと同様に ほとんどの物件がアパートメントの物件 です このデータはアパートメントのデータになっています
オフプラン 物件の 市場トレンドとしては 2023年に 2309 AED(平米単価100万円) まで上昇しており 同様に 10年前の まで上昇しており 同様に 10年前の2014年のピーク時と同水準になっています
完成物件の市場トレンドとしては 2023年に 完成物件の市場トレンドとしては 2023年に1666 AED(平米単価 72万円) に達しており 前回のピーク時である 2015年 の価格を上回っています。
ベイというエリアは 名前の通り オフィス が多く 立ち並ぶ エリアで アパートメントを ビジネスベイを流れている ドバイ カナル 川沿いのエリアに 開発中の物件が数多く存在します。オフプラン 物件の 販売がかなり 盛んに行われているエリアです。
前年比価格変化率
価格変化率を見ると 2022年 に +20%以上 の成長をしています 2023年も+20%の成長を続けています。 コロナ後、このエリアの開発が活発化したことを示しています。
完成物件を見ると 2020年頃からプラス成長をしており 2023年は前年比8%程度の成長となっています。 2022年に急速に開発が発表された分 2023年に少し減速しているように見えます。
ドバイ マリーナ
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