2拠点生活のススメ|第239回|猛烈な眠気
最近、お昼ご飯を食べた後に猛烈な眠気に襲われる。
誰でも食事の後は眠くなるモノだが、その眠さがハンパ無いので妻に相談すると、最近よく聞く「血糖値スパイク」が原因なんじゃないと言い出したので、調べてみることにした。
糖質の多い食事や早食いをすると、食後に血糖値が急激に上がる。すると血糖値を下げようと膵臓から大量のインスリンが分泌され、今度は急激に血糖値が下がる。そうした血糖値の急激な上昇と下降のことを「血糖値スパイク」と呼ぶようだ。
そもそも脳は、十分な血液と酸素、ブドウ糖が揃うことで存分にその力を発揮できるのだが、食事の後は、消化吸収を助けるため全身の血が一時的に胃腸に集まるので脳の血流が足りなくなってしまいがち。
しかも、血糖値スパイクが起こると脳に行く血液の血糖値も低下するので、脳が小休止し、それが「猛烈な眠気」といった症状になって表われる。
ようは、脳の栄養が足りない状態が起きているから眠いということのようだ。
こうした「血糖値スパイク」をおこさないために効果的とされているのが、下記の4つの心がけだそうだ。
*食事の間を空けすぎない(1日3食、規則的な食事を取る)
*ゆっくり時間をかけて食べる(最低でも15分以上は時間をかける)
*糖質を食べる順番、量を見直してみる(野菜から先に食べる)
*脂質を味方につける(オリーブオイルなどを一緒に摂る)
また、食後すぐに散歩などの軽い運動をすることで、胃腸に集まった血液が手足の筋肉にもめぐり、消化吸収のスピードが、少し遅くなることで、食べたものに含まれる糖の吸収にも時間がかかり、その結果「血糖値スパイク」が抑えられるようだ
「血糖値スパイク」をほっておくと、脳の老化にも繋がり、認知症などの要因にもなるようだ。たかが眠気と思っていると痛い目に遭いそう。
気を付けないとダメですね。
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