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2拠点生活のススメ|第358回|大掃除あるある
今日は朝から大掃除。
仕事場に溜まった書類を整理し、入らない物を処分、掃除機から雑巾がけ、窓ふきとまじめに掃除していたのだが、リビングの棚を拭いていて、ふと並んだレコードが気になり、手が止まってしまった。
結婚してからほとんどレコードを聴かなくなったので、かなりの数を処分したのだが、それでも手放せなかったレコードが100枚ほど、棚の一部を占拠している。
ほとんどが1970年〜80年代に買った物ばかり。コルトレーンやキャノンボールアダレイ、ビルエバンスなど、古いJAZZのアルバムに混じって、ボズスキャッグスのアルバムを発見。このアルバム、昔良く聞いたよな〜。
ついにガマンができなくなって、真空管アンプのスイッチを入れる。久しぶりのレコードということで、ターンテーブルを調整。
なにやってるの、掃除中でしょというアタマの中の声を無視して作業を続ける。
セッティングが完了し、レコードを取り出してみると傷らしい傷も無く、なかなか状態は良さそう。早速ターンテーブルに乗せて、針を落とす。
A面1曲目は、軽快なファンク調の「JOJO」。ああ、懐かしい。リズミカルなホーンセクションが心地よい。
しばらく聞いていて、これってまるでTOTOみたいだなと思い、ライナーノートを見てみるとギター・スティーブルカサー、ドラム・ジェフボーカロ、ベース・デビットハンゲイトなど、察しの通り後にTOTOとしてデビューするメンバーがバックに名を連ねている。さらにキーボードは、デビットフォスター、まさにAOR全盛期を支えたメンバーが大集結している。
さらにバックボーカルにレイパーカーJRやルーサーヴァンドロス、ローズマリーバトラーといった面々も参加、なんと豪華なこと。そりゃ、聴きごたえあるはず、40年前の作品とはとても思えない。
掃除のことなどすっかり忘れて、聴き入ってしまった。
しかし、大掃除や引っ越しのときって、必ず懐かしい物を発見して、手が止まる。これってあるあるですよね(笑)。おかげでレコードの良さを再発見しました。