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理想を現実に

お客様の到着を待ちながら、過去に書いたnoteの記事を読んでいる。

まだ、このNOMAyadoの影さえも見えていなかったコロナの時代、次々と映像仕事が中断し、悶々とした日々を送っていた頃に書いていた記事の数々。

コロナ禍で家に居ても、何かできることはないかと考え、文章を書くというスキルをとにかく磨こうと「2拠点生活のススメ」というタイトルで、日々感じることをnoteに綴ることにした。

旅先でも、体調不良でも、例えどんなに忙しい日があっても、とにかく1日も休まずに1年間365日書き続けた。フォロワーはけして多くはなかったけれど、今読み返すと、ちゃんと自分の気持ちを言葉に変換しており、かといって独りよがりでもなく、読まれることを意識して書いてもいる。

そうしたnoteの記事がキッカケで、徳島市内のカルチャーセンター・エミールさんの講座案内冊子にコラムを連載させていただく機会も得た。(表題写真)

今になって思うと、noteを書き続けた日々は、書くスキルを高めるというよりも、自分を掘っていく作業で、これからの時代にどう生きていきたいのか、生計の立て方というより、自分自身のあり方を問い続けた日々だった気がする。

当時書いていた記事にこんなものがあった。

海へ行ってサーフィンする幸せ、新鮮な野菜や食材で健康的な食事を取る幸せ、1日の終わりにローカル温泉に入る幸せ、それが可能になる生活の仕組みを考える。

世の中がどうとか、経済がどうとかというよりも、自分が愉快に生きられる制度を自分で作ることが大切で、そこにしかもう未来が無いんじゃないかとさえ思っている。人のお役に立ちながらも、自分のやりたいことをやれる商いを育てる。そのために楽しみながらも努力を怠らず、自分を磨く。

お金を稼げることと、人としての優劣や幸せは別の問題。

まずは、その呪縛を捨てることから始めよう。そうした考えを幾ら捨て去ったつもりでも、稼ぎが不安定になると、再びムクムクとそうした思考が起き上がって支配しようとしてくるもの。

何度も何度も、捨てる必要があるし、そのためには充実した暮らしを送ることが大切。暮らしを楽しんでいる自分を発見することが一番。

時間を掛けて、忘れていこう。

過去記事「自分が愉快に生きられる制度を作ろう」より抜粋

今となってもまだ、完全に「忘れた」とは言い難いものがあるが、これを読んでいると昔の自分に励まされているような気分になる。

あのころ理想としていた暮らしは、NOMAyadoというカタチで現実になった。
誰に命令された訳でもない、こうした気持ちが積み重なって、自分を前へ前へと押し進めてきたんだ。

今新たに思い描いている理想は、保ち続けることでいつの日かまた現実になる。
このnoteは、何にも変え難いその証拠なのだと思う。


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