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【1分要約】VUCA変化の時代を生き抜く7つの条件

不確実なVUCA時代の中で、いかに存在価値を高め、生き抜くかをまとめた著書
※Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのキーワードの頭文字から取った言葉

1.この本がおすすめな方

1.会社に依存せず、令和型のスキルアップポイントを知りたい
2.マネジメント目線で部下に対しての若手メンバー育成ポイントを定めた
3.人・企画・物など誰にも真似出来ない「本物の価値」をつくりたい
4.グローバルで求められる人材になるために必要な要素を知りたい

2.要約するとこんな感じ

VUCA変化の時代を生き抜く7つの条件

問い:
不確実なVUCA時代の中で、いかに存在価値を高め、生き抜くか

答え:
1.これから生き残る人材は?
#アジリティが高い人材がこれからは求められる 
(柔軟かつ迅速に物事を対応しようとする力)

▼考え方やスキル
・会社が永久に存続しないという前提をもつ
・目標を決定し、結果を報告する(させる)。プロセスは本人が決める(委譲)
・専門のノウハウ・マネジメント経験
・問題解決能力。そのための専門的なスキルを学ぼうとする人材

▼アジリティを高める方法
①外に出て視野を広げる 
・簡単に社内で情報が手に入るからこそ、直接得た体験は「少し違った視線」を持つことができる

②アイデアをたくさん出してみる
・仕事に別の視点を組み合わせることで実効性の高いアイデアを生み出すことが出来る

孫正義は大学時代毎日アイデアを出すことを自身に課していた。思考法のコツは組み合わせで、カセットとラジオの組み合わせで「ラジカセ」というように違ったものを組み合わせることで発明のアイデアを生み出した。

それを応用してキーワードを書き込んだ大量のカード(りんご、椅子、電話、時計など)からランダムに引いて、そこから連想したアイデアを出す練習を日々することで発明のアイデア力を高めることが出来る

・直感を重視して狙いを定めた上で、論理でアイデアを補強していく思考プロセスが必要になる

・動機は「外発的動機(報酬や地位など)」と「内発的動機(自分の中から起こるワクワク)に分かれる。「内発的動機」を刺激するテーマを選ぶことは、「本物の価値」を見つける手がかりにもなる。たくさんのアイデアを出して、その中から自分が打ち込めそうなものを探し当てることが、「本物の価値」へとつながる秘訣

③アイデアをすぐに試す
「小さく、素早く、試してみる」ことが成功への秘訣。周囲へのディスカッションや上司同僚への提案からスタートさせ。自分の考えを試す場所を広げる

2.価値を作るためには?
#テクノロジーによる価値の創造
令和時代は情報が広がるスピードも早く、コモディティー化もかってないスピードで進む。凡庸な人・製品・サービスは競争にさらされ淘汰されていく。資本力が無くとも、生き残るには誰にも真似が出来ない「本物の価値」を生み出すかが鍵。

3.著書について

柴田 彰
コーン・フェリー シニア クライアント パートナー
1978年生まれ。慶應義塾大学文学部卒 PWCコンサルティング(現IBM)、フライシュマンヒラードを経て現職。 各業界において日本を代表する大企業を主なクライアントとし、組織・人事領域の幅広いプロジェクトを統括。 近年は特に、社員エンゲージメント、経営者のサクセッション、人材マネジメントのグローバル化に関するコンサルティング実績が豊富。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
柴田/彰
コーン・フェリー組織・人事コンサルティング部門リーダー。慶應義塾大学文学部卒。PwCコンサルティング(現IBM)、フライシュマン・ヒラードを経て現職。各業界において日本を代表する大企業を主なクライアントとし、組織・人事領域の幅広いプロジェクトを統括。近年は特に、全社的な人材戦略の見直し、社員エンゲージメント、経営者のサクセッション、人材マネジメントのグローバル化に関するコンサルティング実績が豊富

岡部/雅仁
コーン・フェリープロダクト部門クライアントディレクター。同志社大学商学部卒業後、PwCにてITコンサルティングを経験後、リクルートにて海外人材事業の立ち上げ、現地事業経営に従事。2009~2016年までアジアの現地法人社長(上海2年、北京1.5年、シンガポール4年)として駐在し、日系企業の現地法人に人事サービスを提供。自身も現地事業責任者として買収、事業統合・黒字化・拡大、新規事業立ち上げ、リストラ・撤退などを幅広く経験。2017年よりコーン・フェリーに参画、グローバルの人事ソリューションを大手日本企業に提供するプロジェクトに従事

加藤/守和
コーン・フェリー組織・人事コンサルティング部門シニアプリンシパル。一橋大学経済学部卒。シチズン時計、デロイトトーマツコンサルティング、日立コンサルティングを経て現職。人事領域における豊富な経験をもとに、組織設計、人事・退職金制度構築、M&A支援、リーダーシップ開発、各種研修構築・運営支援等、ハードとソフトの両面からの組織・人事改革を幅広く経験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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