切花の長持ち剤はどのくらい効果があるのか?
9月になっても暑い日がまだまだ多いですね。
私たちも店頭のお花を保たせるために様々な工夫をしています。
水を清潔にすることが大切なので、こまめに水換えをしてバクテリアを発生しにくくしたり…
そんなお花が保たない時期ですが、
D.STYLEでは、お客様が購入されたお花には、【美咲】というお花の長持ち剤をお付けしています。
お花の長持ち剤とは
お花の長持ち剤とは、その名の通り切花を長持ちさせるための液剤です。
バクテリアの発生を防いだり、糖質などで栄養を補給し、美しい色やツヤを長持ちさせてくれます。
そんな長持ち剤ですが、ただのお水との違いはどれくらいあるのでしょうか?
クルクマの実験に引き続き、今回は
" 切花の長持ち剤はどれくらい効果があるのか? " 実験していこうと思います。
長持ち剤【美咲】
切花の長持ち剤は、たくさん種類があります。
D.STYLEでは、数ある長持ち剤の中で、美咲を使っています。
美咲の特徴は、バラをターゲットに商品開発されていて、使用している糖質が厳選されたものだとのことです。
その糖質と無機イオンのバランスにより、切花を根のある状態に近づけ、美しく長く咲かせることができるそうです。
使い方も簡単で、水で50倍に薄めて使います。
さっそく赤バラで実験!
片方のバラのお水にだけ美咲を入れ、同じ日に入荷したバラで実験してみました。
2日に一回水換えをし、その都度、片方のバラのお水には規定量の美咲を入れ直します。
1日目から3日目はお花が開いてきたかなというくらいで、どちらも特に変わりはありませんでした。
6日目になり、美咲を入れた方といれてないほうに大きな違いが出ました。
美咲を入れていない方のバラはぐったりと花首が曲がり、花もハリがなく、フカフカになっています。
美咲を入れた方も、少しお花がフカフカしていましたがしっかりと上を向いて、色ツヤもいいです。
さらに3日経った9日目には、美咲が入っている方のバラも花首が曲がってしまいましたが、葉っぱは青々としています。
美咲を入れていない方のバラは、水に浸かっているにもかかわらず、茎も葉もすっかり枯れてしまっています。
結果
お花の長持ち剤を入れると、入れないのでは、思っていたよりも大きな違いが出ることがわかりました!
また、実験した時期が夏だったので、これからの涼しい時期は長持ち剤を入れることで今回の実験結果よりもさらに長く楽しめると思います。