これで花が長持ちする?!ケイトウで実験してみました!
秋の代表とも言える切花、ケイトウ。
長持ちするのでお店でも重宝しています。
noteでも以前ケイトウについて書かせていただきました。
ケイトウについて
特徴的な先端の部分は花ではなく、茎が変形したもの(花序)で実際の花はその根元にあるケバケバしたところです。
入荷時期によっては花の部分に触っただけでポロポロ落ちるほど種がびっしり入っています。
切花として観賞する際には、種が落ちてしまう為、削ぎ落としてしまうお花屋さんも多いそうです。
ケイトウのケバケバした部分を取ると長持ちする?
そんなケイトウをより長持ちさせるポイントとしてよく聞くものは、
水は少なめにして、水に浸かる葉や大きめの葉は取るというのが一般的ですが、
茎が変形したもの(花序)の下についているケバケバした本来の花と種の部分を取ることも、長持ちさせるのに有効という情報が出てきました。
果たして本当なのか、今回はケイトウの花と種の部分を削ぎ落とすと長持ちするのか、実験してみました。
実験
同じ日に入荷したケイトウを片方は花と種を削ぎ落とし、片方はつけたままにしておきます。
特に変化がなく、どちらも葉っぱの部分もシャキッとしています。
2週間目になると、花と種を取った方が先に枯れてしまいました…
何個か違う色や形のケイトウで実験してみましたが、結果は様々で、花と種を取った方が長持ちするものもあれば、今回のように花と種を取らない方がが長持ちするパターンもありました。
結果
長持ちさせるという意味では、ケイトウの花と種の部分を取っても特別長持ちする訳ではないという事が分かりました。
ケバケバがないほうがアレンジメントに入れやすかったり、種がポロポロ落ちるのを防げるので、そういった面では花と種を削ぎ落とすのは良さそうです。
やはり水をこまめに変え、少なめの水に活けることが長持ちさせるのには1番ですね!
ケイトウの季節はもうそろそろ終わりに近づいています。
ぜひ、お花屋さんで見かけたら手に取ってみてください💐