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催眠療法を受けてみることにした。(公募小説の話にも関連して)

 今朝、5分寝坊しただけで、可燃ゴミを出せなかったマン、参上!(挨拶)

 と、いうわけで、不二川です。

 10月に入ってしばらく経つというのに、部屋の日当たりの都合上、いまだにクーラーを稼働させないと過ごしづらいというあたりが、バグでしかないと思う今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 今回の記事は、「経験に勝る資料なし!?」とかいった話です。

前回までのあらすじ

 さて。昨日は、

 「完徹をしてしまいました!」などと書かせて頂きました。

 さすが、僕氏50歳シニアです。昨日の夜は、ちゃんと眠剤一式を飲んで、それなりに眠れたのですが、今日になっても、本調子が出ません。

 いや、さすがに、「生ける屍だった!」というほどではなかったですが、それにしたって、疲労が抜けきっていない感覚は、かなりありました。

 小説すばる新人賞へ向けての原稿の、推敲作業にしても、ガッツリとは手をつけませんでしたが、小規模にはやりました。やはり推敲作業というものは重要であり、繰り返していると、それだけ、見落としていた不整合なんかが見つかって、かなり、ヒヤリとするものです。

取り憑かれている?

 しかし、返す返す不思議なのは、一昨日の完徹行為です。なるほど、年内に片を付けるために、早めに原稿を完成させる必要はある。

 でも、今から1ページ目の1行目を書くわけでもなし、「今月中」という、言わば「俺締め切り」に照らしても、残り工期は、約20人日ある。そりゃあ、2日間は旅行で潰れますけど、それにしたって、単純計算で、18人日です。

 要は、焦る必要なんか、どこを探してもない。まして、心身共に負荷が半端なくかかる、なんなら作業効率も悪い完徹なんか、ますますもってやる必要なんかない。

 で、ありながら、非常に気が急く。もう、すぐ背後に、炎が迫っている勢いです。

 何をオカルトを、と、一笑に付す方もいらっしゃるでしょうが、何か悪いものに取り憑かれているのでは? とさえ思います。さもなくば、理由の説明が付かない気がする。

 確かに僕は、双極性障害も持っていますから、いったん「躁」になったなら、後先考えず、限界をぶっちぎって突っ走ります。

 ではありますが、それを加味しても、ここ数日の行動は、おかしいと言わざるを得ない。笑い飛ばせるレベルではなく、真面目に「不可解」なのですよ。

 来週の神奈川旅行では、寒川神社でのご祈祷を受けてきます。猜疑的な人からすれば、「ただの気休めでしょ?」と言うかも知れません。

 それでも、すがれるものには、すがりたい。栄養ドリンクでもなし、ご祈祷が終わった所で、即効性の効果は得られないでしょうが、今、「なんとなく、旅の記念に」という、ご祈祷を受ける意味が、はっきりと、「厄を落として欲しい」というものに変わりました。

 幸いと言っていいのか、寒川神社は、「八方除け」の御神徳があるところです。こういうタイミングの良さも、あるいは、お導きやも知れず。

さらにオカルト?

 その、「取り憑かれているのでは?」という疑念が浮かんだ際、自分自身の「過去」について、少し、思いを馳せてみました。

 我が一族の中で、創作、執筆をなりわいにする、あるいは、趣味としている者は、全くいません。父方の叔父が、無類の古典ハードSF小説好きですが、なにがしかを継続的に執筆はしていない。

 それに、叔父は、父の妹の夫ですから、僕と、直接的に血が繋がっているわけでもない。また同時に、ご先祖様に作家がいた、なんて話も、聞いたことがありません。

 言わば僕は、「一族の異端児」なのですが、じゃあ、かえって気になります。「なぜ」、こうも僕は、「書くこと」が好きなのか?

 これまたオカルティックな話にはなりますが、自分の前世、というものが、今さらながら気になります。もちろん、前世の存在は、科学的に証明されていません。

 ではあるものの、催眠療法の一つに、「前世療法」というものが、しっかりとある。ただ、当然、科学的医療行為ではないですから、一般的には、ただの「主張されている」ものの一つでしかないのですが。

 仮に、自分に何らかの「前世からの因果」があったなら、おそらく、今後の執筆活動において、家族からの理解が依然得られないことも、気にはならないでしょう。「表現すること」が、僕の、「今世の使命」だったなら、不安を感じたり、周囲の雑音に耳を貸したりしている暇などないですからね。

プチ取材も兼ねて

 じゃあ、善は急げってわけでもないですが、いっちょ、催眠療法を受けてみようと決めました。

 検索の結果、やってくれるところは、思っていたよりも多い模様。料金は、場所によってまちまちですが、基本的に、割とお高いです。行動範囲内で絞ると、ややスピリチュアル寄りではあるものの、比較的安価で請け負ってくれるところが、神戸市灘区内にある。

 早速問い合わせをして、スケジュールを調整した結果、今月28日に、予約を取りました。

 また、催眠療法をやってもらうことを決めたのには、取材である、という側面があります。

 今現在推敲している、小説すばる新人賞へ向けた原稿。改稿する際に、大幅に変えた点として、「主人公にトラウマを持たせ、その解決と、真相の発覚が、ストーリーの展開に深く関わる」ことがあります。

 トラウマ自体は、中盤に差し掛かるよりも前に解決するのですが、手段として、「催眠療法で、過去を深掘りする」ことにしています。そうなると、「催眠療法のディテール」を知る必要がある。

 今のところは、ごまかし気味に書いていますが、やはり、納得はいかない。ネットを検索してみても、例えば、「どうやって催眠状態に導くか?」などの、具体的な情報は得られませんでした。

 もし、実際にそうだったなら、それはそれで仕方ないのですが、まさか、顔の前で垂らされた、糸に吊した五円玉が揺れるのを見つめて……とか言ったものでもないはず。

 小説に、ある程度以上の、リアリティは必須です。一般的に体験できる事柄を、適当に描写するわけにもいかない。説得力に関わりますからね。

 やはり、「経験に勝る資料なし」だと、個人的に思います。

おまけの目的

 催眠療法を受けようと思ったのには、もう一つ、別の理由があります。それは、もうずいぶん長く悩まされている、過敏性腸症候群。よく、ストレスが原因だと言われます。

 僕自身、「あー、ストレス感じてるなー」と思う事は、常日頃からあります。ってか、いつもそうです。じゃあ、「そもそも、なぜ?」が、気になるのは当たり前でしょう。おまけに、旅行を除く、どんな気分転換を試みても、さしたる効果が見られないのですし。

 まだ実際に体験していないんですから、催眠療法の効果は、まるで分かりません。僕自身、この歳で初めての挑戦ですので、なおのこと分からない。

 それでも、何かのきっかけ、にはなってくれるのでは? と、考えています。

 体験したら、その時はまた、そのレポートなども、書かせて頂こうかと。

 んじゃまた。

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不二川巴人
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