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秋の彼岸の、お勤め終了。あと、神社三つ。

 のっけから薄汚え話ですが、単独での墓参りは、親から駄賃が出るので、まんざらでもねえです(挨拶)。

 と、いうわけで、不二川です。

 精神病的に、これから、どんどん夜が長くなってくるのが、結構キツいと思う今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 今回の記事は、「墓参りと、次!」とかいった話です。

前回までのあらすじ

 さて。昨日は、

 「メフィスト賞は期待しない!」などと書かせて頂きました。

 まあ、実際その通りでございまして、まして、物事というものは、往々にして、期待をすると裏切られるもの。「だったらいいなあ」ぐらいでいいと思いまする。

お勤め!

 ってことで、本日は、秋の彼岸にかかる、我が家の墓参りを単独で行って参りました。

 昨日も書かせて頂きましたが、霊園は、神戸市某所の山の上にあります。最寄り駅は、JR住吉か、摂津本山駅。いつもは、考えなしで、阪急で岡本駅まで出て、そこから、送迎バスが出ている石材店の前まで、神戸市バスに乗ります。

 が。今回は、「朝一番で行く」という予定があったので、比類なきNAVITIME=サンで調べた結果、JR住吉駅から行った方が早いとのこと。

 じゃあってことで、その通りに向かいました。乗り継ぎがスムーズすぎて、1本早いバスに乗ってしまい、予定より10分早く現着したのですが、送迎のマイクロバスの車内には、既に結構な人が。乗れたんですけどね。

 で。9時になった時点で、バスは発車。我が家の墓の区画に近いところで降ろしてもらい、いざ。

 ……ちょっと驚きましたね。前回に来たのは、夏のお盆の頃でした。その際、目立った雑草は、全部引っこ抜いて綺麗にしたのですが、それでも、かなりのニューフェイスが。主に、エノコログサ(猫じゃらし)がいっぱい。

 しかも、あたりはかなりの強風。線香に火が点かないので、難儀しました。

 まあまあ、思ったより時間はかかりましたが、掃除と合掌を終えて、離脱。幸いにも、帰りの送迎バスがすぐ来た上に、駅まで戻る市バスも、5分程度の待ち時間で乗れました。

本住吉神社!

 これも、昨日書かせて頂きましたが、今日は、墓参後に、いくたさん(生田神社)と、楠公さん(湊川神社)を巡るつもりでした。

 が。JR住吉駅に戻って、バス停を降りると、「住吉神社→」という看板を見ました。ああ、住吉ならばそうか、と思い、遠くもなかったので、参拝することに。

「本」住吉之宮

 ハテ? 道路標識には「住吉神社」とあるのに、「本住吉之宮」?

 一瞬混乱したのですが、ここで、僕氏は勘違いをしていたことに気付きました。そう。「住吉大社」と混同していたのです。あっちは、大阪ですよ。

 ただ、考えてみれば、神戸と大阪に、同じ「住吉」って地名があるのも、なんか不思議ですね。

 とにかく、一礼して、境内へ。「静かな杜(もり)」という佇まいではなかったのですが、御朱印を頂いた際のパンフレットに寄れば、近年になって、社領地の緑が失われたそうです。

いくたさん!

 本住吉神社での参拝を終え、JRで三ノ宮駅へ。通り沿いの店舗が様変わりしていて、勝手知ったる、とは言え、かなり戸惑いましたが、到着。参道入口の、かつて東急ハンズがあった一等地、次は何は出来るんでしょうか?

いくたさん!

 さあ、はぢめての「ちゃんとした」いくたさんです。最初に思ったんですが、境内、広いです。摂社末社含めると、「こんなにも!?」と思いました。誰が、長野県の戸隠神社から、分霊されたお社があると思うでしょうか? 後で、一カ所参拝漏れがあったことに気付いたのですが、ほぼ全てのお社を回りました。

 しかし、天気こそあいにくの曇りでしたが、さすが連休とあってか、参拝客は多かったです。あと、どこにでもいるな! 外国人観光客! いや、悪くはないが!

 御朱印を2つ頂いて、おみくじを引いたら、大吉でした。にっこりしつつ、離脱。

バーキン!

 ちょうど昼時だったので、飯はどこで……と思ったのですが、三ノ宮へ出たなら、僕の中では、バーガーキングですよ!

バーキン!

 抜かりなく、スマホアプリのクーポンを使って、差額でナゲットを買ったのですが、付属のソースを開けるときに、メタクソ手が汚れました。子どもか。

楠公さん!

 程よく腹も膨れたところで、阪急三宮から、電車で高速神戸駅へ。これも初めて知ったのですが、高速神戸駅、楠公さんの鳥居の横に出られる出口があるんですね。どんな(ピー)でも迷わない!

楠公さん!

 後で母親に聞いたのですが、なんでも、小学校が近辺にあったらしく、親的には、馴染みのお社らしいです。また、親族の結婚式もやったことがあるとのこと。

 ……そんな、家庭的にも縁が深い神社へ、50年目にして初参拝する、不肖の息子。赦し給え。一礼して、境内へ。

 こちらの神社は、南北朝時代の英雄、楠木正成(大楠公)を祀るところです。楠木正成と言えば、最期を迎えたときに、弟と交わしたという、「七生報国」の言葉が有名ですよね。

 境内には、かの水戸光圀が建てたという、大楠公のお墓があります。明治維新前、幕末の志士達が、こぞって墓参に訪れたとのこと。ちなみに、正式な神社になったのは、明治5年のことだそうです。

 墓前には、ロウソクと線香(もちろん、要・初穂料)を供えることが出来るため、お彼岸という時期にお参りできたことを感謝しつつ、僕も、ロウソクと線香をお供えし、祈っておきました。

 ちなみに、この湊川神社、御朱印の種類が多く、全6種類もあります。せっかくなので、女性向けのものを除いて、5つ、頂いておきました。初穂料、合計2,500円。ぐはあ。

個人的な感慨

 楠公さんの境内を歩き回っていて、ごく個人的に、なんか、胸の奥からこみあがって来るものがありました。その勢いは、そんなに強くなかったのですが、近しいのは、東京へ行った折に参拝した、靖国神社。

 靖国神社の境内では、僕氏、泣きそうになりました。推論でしかないのですが、お国のために殉じた方を祀るところで、なんか、心が反応するっぽいです。悪いことじゃないよね?

 そんなこんなで、楠公さんを離脱後は、帰途へ。とても、足が痛かったです。ああ、50歳。あと、汗が噴き出す秋の彼岸、とは。

次だ!

 帰宅後、親から駄賃をもらい、後は自由時間ですが……来月の旅行の段取りを決めないと、と思いました。10月は、神奈川へ出向く予定です。彼の地には、僕の旧い知り合いがいるのですが、日程をすり合わせようと思ったものの、なんか、レスポンスがない。

 宿と新幹線のきっぷをを抑えなければならない都合もあるので、かの人には悪いと思ったのですが、もう、決め打ちで予約しました。10月17日です。

 なお、せっかく関東へ出るんだし? ってことで、浅草の、待乳山聖天にも行く予定。さらにさらに、浅草駅始発で、日光行きの東武特急が出ている事を知ったので、日光東照宮にも行ってやるぜメーーーーン!!

※なお、旅費は考えないものとする

 ……御後が宜しいようで(!?)

 んじゃまた。

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