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メタメタしく書いてみたよ!(文學界新人賞用の原稿の話)

 明日は、彼岸の入りだそうで。それでも、明日の最高気温の予想は、35度だそうで。えっと?(挨拶)

 と、いうわけで、不二川です。

 神棚に供えている酒が、交換の際、目に見えて減っていたので、「ああ、これは、神様がお召し上がりになったのだな」と思うほかない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 今回の記事は、「改稿作業!」とかいった話です。

前回までのあらすじ

 さて。昨日は、

 「サムハラ神社への再訪!」などと書かせて頂きました。

 精神の平穏が、片道1時間15分と、わずかな交通費で得られるものなら、安い物だと思いませんか? 思いませんか。そうですか……(完)

 いいんですよ、僕自身の精神が穏やかならば。

本日の僕氏

 さておき、今日は、午後から、親の付き添いで、近所の大病院へ行く以外は、特に予定のない日でした。

 じゃあ、文學界新人賞へ向けての作品の、改稿作業をした方がいいんじゃね? というのは、きっと正しいはず。なんせ、締め切りまで、残り約10日ですしね。

 ってことで、ココナラ経由で頂いた講評を、今一度読み返しつつ、考えました。今作、ラスト2ページで、メタな書き方をしています。個人的に変えたくなかったところではある。

 ただし、現段階では、その箇所が浮いている。では、どうするか? 答えは、「ハナからメタ的に書く」こと。昨日ポチった、『吾輩ハ猫ニナル』を参考に……と言うか、本文を「ボケ」としたなら、今のところ、「ツッコミ」が不在である。

 OK、では、合間合間に、語り手にツッコミを入れさせよう。僕氏は関西人なので(?)そういう書き方は、むしろやりやすい。

ナオスヨー!

 で、ですね。病院に出発するまでの時間をフルに使い、帰宅後はそれで、晩飯を食い終わったら即、続きに取りかかって、割とさっきの話ですが、一通り、手を入れ直し終わりました。

 初稿が75枚ぐらいだったかと思うのですが、気が付けば、98枚になっていました。いや、長ければそれでいいというわけでもないのですが。

 もうね、冒頭からして、

「どこぞの文豪が書いたような、嫁さんとのケンカから逃げて、家に入れるべき金を着服して、店でサクランボをやけ食いするような話が、『作品』として成立するならば、こんな話もあっていいのではないか? と思う」

 とか、メタメタにやりたい放題ですよ。気ン……持ちいいぃ!(恍惚)(キモい)

 ふっふっふ、誰が! 審査員(あるいは下読みの人)の顔色なんぞ伺うものか! 俺は俺の書きたいように書くのじゃ!!

独善的?

 と、講評で指摘されて、「あ、そうなんだ、これが?」と思う程度には、その言葉の意味を知らなかったアレ。アレって何だ。

 とにかく、今作の私小説の主人公は、幼稚かつ、極めて独善的です。じゃあ、そのことを、「一歩引いた」語り手が、イジリ倒す形にすればいいんじゃね? という、割と安直なアレ。アレって(以下同文)

 講評にもあったのですが、確かに、そんな独善的な主張が、息つく間もなく延々とご開帳とあっては、普遍性もヘッタクレもありゃしねえ。いや、指摘されて初めて気付いたんですけども。

 とにかく、いっそ主人公を徹底的な道化にして、冷静なツッコミを浴びせた方が、締まりもよくなるだろうと思いました。同時に、ラストのメタ的表現も、そのまま活かせる。

ギリギリまで?

 とは言え、「今日は」これでいいと思っても、もそっと寝かせたなら、また違った感慨を抱くかもしれない。要は、再度直したくなるかもしれない。

 なるほど、今が18日の夜で、明日が19日。30日までは、残り11日ですから、決して猶予があるわけではない。

 ただ、公募勢あるあるだと思いたいのですが、いざ応募した後に、

「しまったああああああ! この部分を、もっと直せばよかったああああああ!!」

 ……ってことのないように、ギリギリまで粘りたい所存。

 怖いのは、粘りすぎて、締め切りを過ぎることなんですが、ね。

 それに、締め切り当日は、サーバーも混雑が予想されますから、まあせいぜい、引っ張っても、後一週間程度かな? などと供述しており。

 なんにせよ、メドが付いたのは、喜ぶべき事でしょう。

 しかし、話は最初に戻るんですけど、「暑さ寒さも彼岸まで」って、昔の人は言いましたが、それが通用しなくなった現代、とは。

 んじゃまた。

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不二川巴人
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