FIFAワールドカップ26アジア2次予選 日本代表× 朝鮮民主主義人民共和国代表@国立競技場(2024.3.21) 観戦レポ
日本代表戦に行ってきました。
事前の情報で座席がまだ売れ残っており、北朝鮮側が「北朝鮮側にチケット再配分して欲しい」といった打診があったようですが、実際は前日にはチケット完売。
実際の会場はチラホラ空席もありましたがほぼ満員状態でいい雰囲気。
この日は好天ではありましたが、寒が戻り、体感5〜6℃と座っての観戦はとてもキツい状態。
重ね着、風除けフード付ダウン、ヒートテック、さらに使い捨てカイロにブランケットとできる限りの防寒対策をしての参戦でした。
サンフレサポとしては、GK大迫敬介選手、MF川村拓夢選手の出場を期待していましたが、両選手ともベンチ。
残念でした。
⚫︎オープニングはド派手な花火大会!
試合前、会場は暗転し、変色式のペンライトの光がバックスタンド中心に会場一帯を彩りました。
そして、花火大会。
国立の花火はド派手。
⚫︎試合は1-0で勝利。しかし…
開始早々の2分、田中碧選手の先制ゴール。
会場は沸き立ちました。
ただ、その後はノーゴール。
このゴールのあと、続々と会場に観客が入ってきていましたので、試合開始に間に合わなかった方は微妙な観戦になってしまったのではないでしょうか。
W杯予選ですので勝利の結果は喜びたいのですが、代表公式戦としては残念な内容。
ゴールに向かうアグレッシブさがあまり見られず、またシュートの精度も高くなく、決定力不足が再燃した試合になってしまいました。
カタールW杯後の代表は決定力が上がったように見えたのですが、あれからどんどん調子を落としている感があります。
ミドルシュートもあまり見られず、淡白なゲームになってしまいました。
一方、北朝鮮選手は事前予想されていたひどいラフプレーはほぼ見られず、体格の良い選手も多く、当たり負けせず戦っていたように見えました。
得点チャンスは少ないながらも、攻めに転じていく推進力を散見。
環境が整えば強いチームになる可能性は高いのではないでしょうか。
後半早々、ファール判定でノーゴールではあったものの、北朝鮮代表がゴールネットを揺らしたという場面も。
もしゴールが認められ追加点が入らずドローで終わっていたら、アウェイ戦ではどうなっていたか。
正直、後半は一時うたた寝しそうになりました。
サポとしては反省します。ごめんなさい。
⚫︎アウェイ平壌での開催(2024.3.26)が消滅
この試合の翌日、「日本で溶連菌感染が報じられており、平壌での予選第2戦は中止となった」との報道。
代替試合はあるのか、それとも予定されていた試合の不履行で没収試合になるのか。
現段階では定かではありません。
FIFAの裁定が待たれます。