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FIFAワールドカップ26アジア最終予選 第4節 日本×オーストラリア@埼玉スタジアム2002(2024.10.15)観戦レポ

 今回も知人のご厚意で良席を用意いただきプロジェクトメンバー3人で埼スタへ参戦してきました。

 日本代表は第1節 ホーム中国戦で7-0と大勝、第2節アウェイ バーレーン戦でも5-0、直近行われた第3節アウェイ サウジアラビア戦も2-0と3連勝。
 
 全ての試合、失点0で第4節ホームにてオーストラリアを迎えた一戦。
 
 前回はまだ夏場で暑さを感じる埼玉スタジアムでの観戦でしたが、今回は涼しい環境。
 
 前節観戦では間に合わなかった君が代斉唱の時間には間に合い、キックオフ!
 
 日本代表ゴール裏サポの日の丸コレオは見事でした。

試合前、暗転した会場に浮き上がる日の丸
美しい演出でした
日本代表ゴール裏
見事な日の丸コレオ

●日本、オーストラリアに1-1ドロー、無敗は堅持。予選グループC首位勝点10

 1997年から約5年間、サンフレッチェ広島でプレーしたトニー・ポポヴィッチを前節から急遽新指揮官に迎えたオーストラリア代表との一戦。
 
 前半は、オーストラリア代表の堅守を崩せず。35分過ぎの三笘選手の惜しいシュートシーンまでは拮抗する展開。
 
 後半は12分、久保選手から南野選手へのクロスが放たれたが、体制不十分でのヘディングシュートは枠外へ。
 
 その直後はオーストラリア代表のクロスボール処理を谷口選手が誤りオウンゴールとなってしまう。

前半 オーストラリア代表先制

 後半30分過ぎ、交代投入された中村選手が左サイドを突破、クロスボールを放つとオーストラリア代表の足にあたりオウンゴール。

日本代表同点に追いついた瞬間
メインスタンド総立ち
日本代表オウンゴールで同点に追いつきゴール裏も盛り上がる

 勝ち越しを狙ってギアを上げた日本代表だったが、そのまま試合は終了。
 
 日本代表最終予選で初失点。

 開幕からの連勝は3でストップとなったが、1-1のドローで勝点1を積み上げました。

●所感

 ハーフタイム時に喫煙場所付近でのサポーターズトークを聞いていると、「オーストラリアのきれいな5バック(正確には3バック体制であったが、実質的な5バックになっていた場面は何度もあった)には正直驚いた」という声が多数。

 なかなか見事な最終守備ラインを引いていた印象がありました。
 
 谷口選手のゴール前での処理を誤りオウンゴールとなった場面は非常に残念。
 余裕のある対応ができた場面ではあったため緩いボール処理に見えました。
 
 体調不良でメンバー入りしなかった遠藤選手の代わりに出た田中選手は連携不足なのか、攻守で目立つ様子がなかった印象。
 守備面では板倉選手の好プレーが光った場面が多かった。

 途中交代でピッチに立った中村選手は変化をつけるプレーに打って出て、素晴らしいプレーを見せたことで後半の会場は追加点を期待する盛り上がりがありました。
 
 日本代表が試合を支配していたのはシュート数、ボール支配率、守備面でも明らかでしたし、オーストラリアの堅守があったので締まった試合になったと思います。
 
 一方、オーストラリア代表は最終予選を1勝1分1敗の状態で来日。
 苦しい予選のスタートだったため、日本代表がかなりの攻勢をかけるのではないかという雰囲気もあったが、監督が変わり日本対策の守備面を強化してきた印象。
 
 体格は日本代表に勝ることもあり、日本はサイドからの攻撃をマークされ終始調子が上がらなかった印象。アウェイ対日本戦勝点1はオーストラリア代表にとっては勝利に近い結果だったのではないでしょうか。
 
 こういった対策に対する日本代表の対応をどうするかについては課題に残ったが、日本代表の守備対応は試合通じて安定していてたので、新たな課題への対応を期待したいところ。
 
 第5節は11月にインドネシア、第6節は中国とアウェイ連戦。

 ここで勝ち点が積み上げられれば、来年3月の対バーレーン・サウジアラビア ホーム2連戦でW杯出場が決まります。

試合終了
日本代表は勝点1を積み上げグループ首位堅持

●第4節終了後の日本の立ち位置、スタジアム観戦を終えて

 第4節の結果は次の通り。
 
日本×オーストラリア 1-1[日本ホーム]
中国×インドネシア 2-1[中国ホーム]
サウジアラビア×バーレーン 0-0[サウジアラビアホーム]
 
   この結果、勝点10の日本は首位独走、2位オーストラリア、3位サウジアラビア、4位バーレーンは勝点5で並び、5位インドネシアと6位中国も勝点3と2位以下は大混戦状態となっています。
 
 スタジアム観戦を終えて。
 
 試合前、私たちが着座した位置から後方10m先ぐらいにベンチ入りしなかった長友選手が観戦。
 応援してくれと言わんばかりに、周りの観客に煽りのポーズをしていたのは長友選手らしいパフォーマンス。
 盛り上げてくれていました。

長友選手はベンチ外でしたが観客席で応援
サポーターに応援要請の煽り 盛り上がりました

 入場者数は、58,730人。
 
 チケットは完売と伝えられていて、6万人越えは余裕と思っていましたが届かず。
 埼スタの収容人数から考えると5000人ほどがまだ入場できたはずですが、
 緩衝地帯の空きなどを考えれば実質満員に見えました。

 日本代表初選出の元サンフレッチェ広島 大橋選手はベンチ外となっていて、今節途中交代での出場を期待していましたが、その姿を見ることができず残念でした。
 今季途中で海外移籍し、活躍ぶりが報道されていただけに試して欲しかった選手。
 
 来年のホーム戦では是非勇姿を見てみたいです。
 
 今節は終了時間が遅く、浦和美園までもスタジアムから約30分もかかってしまったため、東川口での打ち上げも取りやめにしておとなしく帰宅しました。

帰宅時浦和美園駅まで到達して電車に乗り込むまで約30分