![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162329426/rectangle_large_type_2_26bb27a667d83fd01fa552e799a5072a.jpeg?width=1200)
JFL(日本フットボールリーグ)第29節 新宿×ミネベアミツミ(2024.11.16)観戦レポ
JFLではクリアソン新宿を応援しています。急遽予定をやりくりできそうだったのでプロジェクトメンバーと久々の味の素フィールド西が丘へ。
JFLの試合や高校サッカーなどが開催され約7000人収容可能。
選手の声やボールの音、線審が上げるフラッグの音など真近くで聞こえてくるサッカー専用フィールド。
オリンピック選手などがトレーニングに使用するナショナルトレセンが隣接している場所です。
![](https://assets.st-note.com/img/1731916366-bry1noBHNS9xvmVpJwRO4tqa.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1731916192-Idkli12f0JQ46yHjOnSW8AuV.jpg?width=1200)
リーグ降格圏を抜け出せないでいる新宿のホームゲーム。迎えるチームは宮崎 ミネベアミツミ。
こちらも降格圏内におり、新宿との差も僅差。勝点で並ぶ15位と14位の対戦。
前節国立開催の試合は勝利できずに迎えた一戦。
結果はいかに。
![](https://assets.st-note.com/img/1731916433-dGutWfMArbOz83kZiCj5oEDH.jpg?width=1200)
バックスタンドでゆっくり観戦
●新宿 2-1で勝利!JFL残留に一歩前進した試合
新宿はミネベアミツミ相手に2-1で勝利。
試合は白熱した展開に。
<前半>
前半は試合はクリアソンの防戦一方で凌いでいるという印象で、ミネベアミツミがどんどん攻め込み、ハーフコートゲームの様相。
前半30分までは新宿劣勢のまま試合は進行し、ミネベアミツミ選手が上げたクロスボールに鈴木選手が合わせて強烈なミドルシュートを放つ。
しかし、新宿 GK浅沼選手が弾きピンチを脱した。
その後も新宿はセカンドボールを回収できず、逆にミネベアミツミは回収し攻撃に繋げ、多くのセットプレーの機会を得て得点の匂いが。
膠着状態が続き、新宿にはチャンスらしいチャンスが巡ってこない時間帯が過ぎ、ついに40分、新宿 大崎選手(元サンフレッチェ広島)に相手選手が手をかけ、新宿はうまくファールをもらってフリーキックを獲得。
やや長めのフリーキックを左サイドから送ると、ペナルティエリアにいた大崎選手がうまくヘッドですらしゴール右隅に一発!
相手GKの頭上を越し流し込んだゴラッソ。
そのワンチャンスを確実に仕留めて流れが変わりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1731916546-vG4ImR6jLrVD3wA9tqzsg7CB.jpg?width=1200)
その後、アディショナルタイムに入ったばかりの45分過ぎ、ミネベアミツミからボールを奪取した新宿 齊藤選手が相手ゴールへドリブルで突進。
後ろから相手選手がペナルティエリア内で齊藤選手を倒してしまい、PKを獲得。
同選手が落ち着いてPKを決め、追加点!
前半は新宿が2点リードで後半へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1731916579-vZkKdHbPcnqTgylYQ9MheVIF.jpg?width=1200)
<後半>
後半に入るとミネベアが2点差を追いつこうとギアを上げる。
しかし、前半のハーフコートゲームの展開から、ボール奪取をしながら落ち着いて凌ぎぐ新宿。
途中、神楽坂スポーツ プロジェクトが推しの選手 新宿2番MF 瀬川選手が投入されると、攻撃の幅が増え、セカンドボールもどんどん拾えるようになってリズムが良くなりました。
攻撃も仕掛けられるような状態にもなり、追加点もあるかもしれないと思うような場面もつくり出す。
![](https://assets.st-note.com/img/1731916674-R3JNgyxf9vb6o4w7lG8IWQrB.jpg?width=1200)
後半は両チーム競る展開
しかし、ミネベアミツミも諦めず、35分には大塚選手による強烈な右足ミドルがゴールネットを揺らし、1点差に。
最終場面は新宿が攻撃を凌ぎ切って勝利!
次節、リーグ2位高知に引き分け以上で新宿は自力残留決定します。
![](https://assets.st-note.com/img/1731916706-I9A6aTqSwPZCkRoOdLVXp0v1.jpg?width=1200)
JFL残留へ大きな勝利
●所感
なかなか勝利がつかめず、残留ラインを彷徨っていたクリアソン新宿。
前半は耐えて少ないチャンスをモノにし、後半はズルズルと後退せずに、中盤の時間帯からの選手交代によって適切な攻撃を行なったことで、相手チームの反撃の芽を摘み、試合を終え勝点3を積み上げました。
新宿は得点を決めた大崎選手、齊藤選手、途中出場の瀬川選手、ナイスセービングの浅沼選手などナイスプレーが目立った選手が多い試合でした。
ミネベアミツミの25番大塚選手は体格も良くあたりも強くキープレーヤーになっていて前半は彼を中心にクリアソンに対して何もさせず相当の圧力をかけていました。
新宿に比べて体格に勝る選手が多く、前半は新宿にほとんど仕事をさせなかった印象。
残留ラインのチーム同士でしたが、紙一重で試合結果が変わる可能性を感じた試合。
新宿は最終戦で高知ユナイテッドと戦い、引き分け以上で残留が決定します。
JFL、最後まで目が離せません。
![](https://assets.st-note.com/img/1731916763-fHITxo3Dk41J58guaZVpYKrd.jpg?width=1200)
●黄選手 今季引退、ホームラストゲームに途中出場
私どものプロジェクトでもコロナ期真っ只中でお世話になった選手のひとり。
ジュビロ磐田→ザスパ群馬→大分トリニータ→クリアソン新宿と歩んできた選手。J1・J2・J3・JFL・関東サッカーL1部2部と上から6カテゴリーを経験した稀有な選手です。
Jリーグ経験者がクリアソンの選手たちに与えた影響は大きかったと思います。
いつかは現役引退の決断をしなければならない時が来るのがサッカー選手。
今節も途中出場ながら、DFとしての役割を果たし勝利に結びつけました。
今後の活躍を祈っております。
![](https://assets.st-note.com/img/1731916847-iAv3N4l8cgxKdhnqo2wMOrBH.jpg?width=1200)
Jリーグからの移籍・レンタル選手も多い