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J1 2024第35節 広島×京都(2024.11.3)観戦レポ
J1第35節広島ホーム戦の前日は国立競技場でのルヴァンカップ決勝戦。
新潟と名古屋の戦いは前半新潟2点ビハインドと苦戦したが、後半終了間際のPKで同点。
延長までもつれ込み、名古屋が先に追加点を決めるがその後名古屋が追いつく。
新潟は諦めないプレーで次第に名古屋に圧をかけ優勢に試合を運び3-3の大熱戦。
決着つかずPK戦。
大挙して訪れた新潟大サポーターの圧ある大応援もあったが、名古屋が5−4で優勝を決めました。
新潟初優勝はならず残念でしたが、名古屋優勝おめでとうございます。
そんな興奮の試合の翌日、いよいよ残り4戦となったJ1リーグ。今節はデーゲームなので東京↔︎広島弾丸移動での観戦です。
今朝は自宅を7時台に出発、帰還は20:30
サッカー応援だけのための移動って慣れればこんな感じでできてしまいます。
既に2日前に行われた2位神戸の第35節は金J。
残留争いの磐田に対し、ホームで2-0と完勝。暫定ではありますが、神戸は首位浮上となりました。
広島は神戸の負けを願うような他力本願ではなく、今節京都に勝利し、首位をキープしたいところ。
さて、結果はいかに。
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特別展がミュージアムで開催中
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●結果は…広島が京都に0-1で敗北 神戸首位浮上
広島は26,521人の観客を集め、ほぼ満員。チケットは争奪戦という人気ぶり。
当然広島が勝利をし、首位をキープすることが求められていた試合でしたが、京都の攻守にわたる集中力が広島を上回り、広島は痛い星を逃してしまい、首位陥落となった試合。
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満員に近い広島サポーター
<前半>
広島は試合開始から積極的に前線へ。
開始直後は広島 パシエンシア選手のペナルティエリア内からのシュートで幕が開ける。このシュートは惜しくも決まらず。
前半14分、決定的だったのはペナルティエリア後方から走り込んできた広島 中野選手のシュート。強く打たれたシュートであったが、相手GKの手に当たり、ポスト直撃に。
これが決まっていれば試合の流れは変わったかもしれないと思うような惜しい攻撃。
前半31分も、右サイドからパスを受けたパシエンシア選手がペナルティエリア内でボレーシュートを打つも、相手GKがかすかに触りゴールならず。
その後は京都ペースとなり、京都 長身の原選手の強烈なヘディングシュートやペナルティエリア内でのシュートを広島 GK大迫選手が防ぐ。
前半は0-0のまま終了。
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ビジョンには「求めるものは勝利だけ」
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ビジョンの構成はリーグ終盤に向けて特別バージョン
<後半>
後半は、お互い主導権を譲らず、また、広島はハイプレスが影を潜め、セカンドボールの回収ができない状態が続くなどペースをつかめないジリジリした状態が続く。
そんな中、後半17分、京都はパス交換でサイドを崩すと右サイドからペナルティエリア手前にボールを送ってくれと両手を挙げて走り込んでいた京都 平戸選手が強烈なミドルシュートを放ち、ゴール左隅へ。
京都先制。
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その後広島も攻撃に向かうが、焦りからか確実性のあるシュートがなかなか打てない。
攻撃陣として外国人選手の投入も行っていくが、功を奏さず。
後半は数多くのコーナーキックを得ながらも、チャンスを活かせずゴールを奪えず。
そのまま試合は終了し、0-1で広島はホームゲームを落とし、今節での2位確定。
広島は5月以来2回目のJ1リーグ戦連敗。
広島は神戸に首位を奪われ、勝点差2の2位へ。
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出来が悪かった…
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その手前で沈鬱な広島円陣
●所感
首位広島と2位神戸の順位が今節の結果で入れ替わりました。
広島は今節前半30分くらいまでは苦しみながらも得点につながる流れを感じましたが、それ以降は京都のボールへの食らいつき方が上回っていて、広島らしいサッカーが見られなかったことがとても残念です。
・広島はボールへの1歩の出足や寄せが終始緩かった。ハイプレスが効いたのは前半の試合開始から少しの間。調子の良い時に見せた前へ前への動きが見られなかった
・広島は京都に得点を決められてからセカンドボールがほぼ拾えなかった。京都の寄せが良かったともいえるが、広島の得意技が発揮できずしっかり得点できそうな攻撃のパターンをつくることはできなかった
・広島のワンタッチパスは正確性に欠け何度もミスパスになり、前線への繋がりが持てない状態が続いた
・京都に振り切られてしまいカウンターに持ち込まれる場面が何度も。この対策はほぼできていなかった
・広島が調子の良いときに圧倒する中盤が安定しなかった
・こういう試合には元広島 大橋選手のような縦に打開できる選手がいないのが痛い
・NHK総合で広島の得点力の高さについて特集を組んでくれていたが、今節前節とその特集と実態の差異があまりにも大きい。今日は京都の方が得点の可能性が高いプレーが続いた
自力優勝は今節で消滅。
優勝のためには、あとの試合は他力本願をしつつも全勝あるのみ。
追う立場の方が強い、という言葉を信じて。
残り3戦の戦いはどの試合も目が離せません。
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外国人選手まで頭下げる儀式に付き合わせるのはどうなんだろうか
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今日は京都に何本もシュートを打たれましたが多くをセーブしてくれました
●広島 FW ピエロス・ソティリウ選手今季限りで広島退団との報
広島 ピエロス・ソティリウ選手の今季限りでの退団との報が。
2022年8月に広島へ完全移籍。1年目にはルヴァンカップ決勝で2ゴールを挙げるなどの活躍を見せ、優勝に大きく貢献した選手。
私も現地でこのシーンを目の前で見て、いい選手が入団してきてくれたと思ったものでした。
しかし、2023シーズンからは負傷に悩まされ、試合に出場しないこともしばしば。
今季もリーグ戦21試合で6ゴール2アシストという成績にとどまっていますが、要所要所で前線にてプレスをかけ続ける姿勢がある貴重な外国人選手でしたので、貢献度は高かった選手。
今後の去就ははっきりしていないようですが、今年のリーグタイトルを是非獲得してもらいたいので、最後活躍を望みたいところです。
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今季限りでの退団の報道
●広島 ミヒャエル・スキッベ現監督、来季もサンフレッチェ監督続投へ
広島 ミヒャエル・スキッベ監督が来季も続投の方向へとの報道。
就任4年目、広島をJ1優勝争いへと導いてくれている同監督の続投のニュースはサポーターをホッとさせたと思います。
また、現役引退を表明している広島 青山敏弘選手は来季はスキッベ監督の元、コーチへと就任という報道も。
広島としては大変期待できる体制がさらに来季敷かれることになりました。
まずは、今季J1優勝へ向けて。よろしくお願いします!
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●反省会もなく即座に東京へ帰還
今節の試合内容と結果。
悔しくて悔しくて、試合直後即新幹線で東京へ帰還。
駅でハイボールを買い込み飲んで今日のことを忘れようかと…新大阪あたりからは寝込んで終点東京まで記憶を無くしました。笑
新幹線で東京へ向かうサンフレサポと遭遇。この試合に向かった東京サンフレサポーターが多かったように思えます。
次節は浦和戦。
負ければ優勝は難しくなる試合。
勝つしかないので切り替えて応援に行きたいと思います!