長期テレワークでわかった!本当に使える音声デバイス
オンライン会議時に、相手の声が聞こえにくいことって、しばしばありますよね。
Zoomなどのオンライン会議中のストレスの大きなものの1つは「声の聞きづらさ」だそうです。
そこで私は、コールセンターで使うような有線ヘッドセットを導入し、少なくとも私の声は相手に聞きづらいことがないように心がけてきました。
しかし、有線ヘッドセットを長期間のテレワークで使い続けていると、自分自身の「カラダ」に以下のような問題が・・
◆ だめなところ
・「有線」だからその場から離れられない →「腰痛」
・ヘッドセットつけっぱなしは →「耳が痛くなってくる」
◆ いいところ
・有線だからマイク性能はよい!
今日はこれら問題点を解消でき、テレワークを快適に進められる、コレだ!という無線で使える音声デバイスをご紹介します。
テレワークの歴史は、音声デバイスの試行錯誤の歴史だ!
ではいってみよう~!
そうだ!無線にしよう
「有線ヘッドセットだと「線」があるから、会議中に立ち上がったり、歩いたりできないナ・・。テレワークで座りすぎて最近体がおかしくなってきたナ。。」
そこで(!)
無線(Bluetooth)のヘッドセットにしよう!と思い立ちました。
私が出席する会議は、Zoomミーティングでも、顔を写さなくてもよい会議が多いため、立ったまま会議に参加しても相手に違和感はないのです。
そうすれば、腰痛から開放されるかも・・?!
無線は驚くほどマイク音質が悪い
そう思い立ってから、Amazonでさっそく手頃な価格(5,000円前後)のBluetoothヘッドセットを買ってみたところ・・・
え!?こんなにマイク音質悪いの!?
こんな声、相手に聞かせられない、、
っていうくらい、相手に聞こえる自分の声の音質が悪い・・・。
なぜ自分の声の音質が落ちたのかがわかったのかというと・・
TeamsやZoomなどのオンライン会議ツールでは、スピーカーやマイクのテストを事前にできる機能があり、そこで試したみてすぐにわかるのです。
すべてを満たすデバイスはないの?
凹んだのですが、あらためて私の「音声デバイス」への要望をまとめてみました。
◆絶対条件:ワイヤレス
◆希望:そこそこのマイク性能 & 耳が痛くならない
これをすべて満たせるデバイスはないのだろうか・・?
マトリクスで考えてみる
そこで、【ワイヤレス】という前提のもと「マイク性能」と「耳への圧迫度」の2軸で音声デバイスを俯瞰して検討してみました。
◆前提
・ワイヤレス
◆2軸
・マイク性能 (高いほうがよい)
・耳への圧迫度(低いほうが良い)
右上の領域にハマるものを見つけたい。
私なりの答えはこれ
まず、先程も触れたように、比較的安価なBluetoothヘッドセットはマイク性能的に使い物になりません。
また、長時間つけていると、片耳であったとしても「ええいっ邪魔ッ」と、勢いをつけてヘッドセットを外したくなる衝動にかられます。
では、せめてマイク性能がよいヘッドセットは無いのか?
あります!
ソニーの最新のノイズキャンセリングヘッドフォンやJabraの業務用の無線ヘッドセットがよさそう。
しかし(!)
このカテゴリーはとにかく値段が「高い」。平気で3万、4万円します。
ヘッドセットは高価であっても、毎日使う「消耗品」という側面があります。さすがに消耗品に「4万円」も出せない・・・。
ううーん。もう少しリーズナブルにどうにかならないものだろうか?
つまり、4マスの中の右上の領域の製品が欲しいんです。
右上の領域:
・マイク性能 ○
・耳への圧迫 ○
そう思って探したら・・
「ネックスピーカー」なる製品があるではないか。
検討の前提が、「ヘッドセット」や「ノイキャンイヤフォン」というアタマになってしまっていた自分がいました。
ネックスピーカーなら、
(当然)耳は全く痛くない
です。ちゃんと「マイク」機能もついている製品があります。
あとは、
マイク性能さえよければ・・
というところ。
シャープのAN-SS1という(ちょっと前の)機種をオンライン会議で試してみたところ・・・大正解。
「マイク性能もそこそこいいじゃん!!」でした。
(Amazonでも1,000件以上のレビューがあります)
ちゃんと相手に自分の声がクリアに届いているようです。
オンライン会議の相手からも
「聞き取りやすくなりました!」
とのご評価!
まとめ
まとめです。まさか「ネックスピーカー」に行き着くとは!
お値段も1万円前後で、コスパよいです。
肩こらない?
とはいえ、、
・ずっと肩に何かがついてるんでしょ?
・肩コルでしょ、ぜったい!
って思いましたよね!?
それがぜんぜん凝らないんです。
重さがなんと「88グラム」。
朝ネックスピーカーをつけたのを忘れ、そのまま電車に乗っていたこともあります。(笑)
みなさんはどんな音声デバイスを使ってオンライン会議してますか?
この記事で出てきた「4象限マトリクス」の作り方は以下の記事でご紹介していますのでこちらもあわせてどうぞ