「手作り遊具や家具があふれる家。」人生をタノシム家-D'S STYLE その後の暮らし#109後編
この記事は後編です
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DIYが止まらない家
普通の家はイヤだと思っていた元現場監督の夫と小学校の先生をしている妻、軽い気持ちで足を運んだイベントで出会ったD’S STYLE。 入居して2年、4歳と1歳という二人の子どもに恵まれた賑やかな4人家族のその後の暮らしをお伺いしてきました。
DIYが止まらない。
妻:引っ越し前からモノは減らして、なるべく持ってこないようにしようとしていたんです。ソファ一組と家電は持ってきましたけど、いるものはほとんど主人が作ってくれたんです。
夫:元々、DIYをするタイプでもなかったんですけど、前職が現場監督だけに大工さん達が作り付けの家具をつくったりするところも見て作業のやり方は知っていましたから、やってみたくなったんです。せっかくD’S STYLEに住むんですから(笑)。設計の段階からコンセントの高さを見ておいたり、下地を入れてほしいとか、棚受けなしで棚をつけるための段取りをしておいたんです。
妻:引き渡しから、一週間くらいで主人に仕上げてもらいました。
夫:引っ越してからモノを置く場所、入れる場所がないと困りますからね。建材のあまりを使って、どんどん作っていったんです。台所やクローゼット、洗面所の棚、子どもの絵本ラックなどを作ってまだ材料が余ってたんで、2Fの梁にぶら下げてブランコまで作りました。子どもが「ブランコつくって!」って言うもんですから(笑)。
妻:隣にハンモックもぶら下がってます。
夫:作るのは、そんなに難しいものじゃない割に存在感もありますしね。あるだけで楽しそうっていう。そうやって作るのが楽しくなってきて、ウッドデッキにあるロッキンチェアーも自分で作りました。
妻:ほんとに放っておくと、どんどん作りたがるんですよ。でもベビーベッドは、有り難かったですね。同じようなカタチのベビーベッドがあって欲しかったんですが値段が高くて…主人に「近いモノを作って!」って言ったら、ホントにできました。
夫:生まれる前から半年かけてコツコツ作った力作です。
妻:頼んだら作ってもらえるのは、助かりますし、うれしいんですけど、作る=モノが増えることになるんで今のところ私がストップかけているんです(笑)。
夫:もう半年ほどは作ってないんで、そろそろ何か作らせてほしいなあ、って正直、僕は思っています(笑)。
絵を飾ってピアノが弾ける。
妻:インテリアに関しては、ほとんど私が選ばせてもらっています。キッチンの背面にあるカップボードをogumaさんに頼んで作り付けにしてもらったり、ダイニングセットなどを決めたり…
夫:引っ越ししてから買ったのは、それくらいで後はほとんど僕が作らせてもらっています。趣味と実益もかねて(笑)。
妻:この絵は学生時代にモネの研究をしていて、大学の課題の時に油絵ではなく日本画の画材や技法でモネを描いてみたものなんです。昔から飾りたかったんですけど、一畳くらいのサイズがありますから、大きすぎて…叔父の家に飾ってもらってたんです。一戸建てに引っ越したことで、やっと自分の家に飾ることができました。
夫:いいインテリアになっていると思います。それに世界で一点しかないんですから。どこともかぶることはない。
妻:他にも小さい作品や友人がくれたものなども飾っています。
夫:D’S STYLEの余白のあるつくりだから、妻の作品を飾れたのかなあ、とも思いますね。同じ一戸建てでも、あれだけ大きいものはなかなか飾れないかもしれません。
妻:でもスペースを取っちゃうんで、少し申し訳ない気もします。ピアノも置かせてもらっていますし、私のモノで結構な場所を使わせてもらってる気がして。
夫:ピアノを弾いても、防音がしっかりしているんで意外と外ではうるさくはないんですよね。
妻:教師という仕事柄、授業で音楽の時間にはピアノがいりますから、休みの日などに、ちゃんと弾けるように練習しているんです。
夫:両隣のマンションもちょうど、ウチとの間に廊下を挟んで部屋のある作りなので、おそらく騒音にもなっていないと思います。
妻:私が家でピアノを弾くようになったら、娘も習いたいって言い出したんです。こういう「弾ける環境」っていうのも、やっぱり大事なのかもしれませんね。
▶これから建てる人へヒトコト。
実例を見ながら根掘り葉掘り
オーナーに聞いてみるのがおすすめ。
作るのが好きな方には、とにかく最高な家だと思います。土間の使い方や小分けされていない空間の使い方などは、ぜひオーナー宅の見学に行ってみて、実例を見ながら根掘り葉掘り聞いてみるのがおすすめです。写真だけではわからないこともありますし、実際にDIYされている様子などを見てみると、いろいろと想像も膨らんでワクワクしてきますから。家を建ててからも、絶対プラスになることがあるはず。もちろんDIY好きではなくても、実際に生活されている方の声に触れれば、解消できる不安や疑問もあると思います。ぜひ、モデルハウスだけに終わらず、見学会にも行ってみて下さい。
DATA: 2017年8月完成 │ 大阪府高槻市 I様邸
3.0×5.0 PLAN+ロフト │ Style@HOME / SHED
ありきたりの家では満足できないあなたへ。
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