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あなた健康常識は間違っている!!

はじめに



現代の食生活には多くの「健康常識」が存在しますが、それらが必ずしも正しいとは限りません。

本日はみなさんの思いこんでいる健康常識がいかに間違っているのかをお伝えしていきます。

例えば、低脂肪食品が健康に良いとされる一方で、脂肪を除去する過程で砂糖や人工甘味料が添加され、かえって健康を害する場合があります。

また、白米は日本人の主食として親しまれていますが、精製の過程で多くの栄養素が失われています。さらに、加工食品の便利さの裏には、保存料や着色料などの添加物が含まれ、腸内環境に悪影響を及ぼす可能性があります。

食に対する問題の鍵



これらの問題を解決する鍵は、「自然な食品」に立ち返ることです。


具体的には、未精製の玄米を主食とし、発酵食品を積極的に取り入れることが推奨されます。

玄米はビタミンやミネラル、食物繊維が豊富であり、発芽・発酵させることで消化吸収が向上し、腸内環境を整える効果が期待できます。

また、納豆や味噌、キムチ、ヨーグルトなどの発酵食品は、腸内の善玉菌を増やし、免疫力を向上させます。

さらに、自然栽培の食材を選ぶことで、化学肥料や農薬の影響を避け、より健康的な食生活を実現できます。

実践方法


主食を白米やパンから玄米や雑穀に変えること、
添加物の少ない自家製の調味料を使用すること、
旬の食材や地元で採れた新鮮なものを選ぶこと、
規則正しい食事時間を守ること、
そして質の高い水を適切に摂取すること

が挙げられます。

これらの食生活の改善は、個人の健康だけでなく、家族や社会全体にも良い影響をもたらします。

特に子どもたちにとって、健康的な食習慣は将来の健康の基盤となります。小さな選択の積み重ねが、大きな健康の変化を生むのです。

最新の研究でも、伝統的な日本食が健康維持に有効であることが示されています。

例えば、1975年型の日本食は、軽度肥満者において脂質代謝系に有益な効果を持ち、肥満や糖尿病などの代謝系疾患の発症リスクを低下させることが示唆されています。

また、腸内細菌が我々の健康状態や疾患の発症・重篤化などと関わっていることが明らかになってきており、腸内細菌が作り出す代謝物が注目されています。

さらに、生活習慣病の予防・治療における栄養・食生活及び身体活動・運動に関する研究も進められており、これらの分野でのエビデンスの充実が求められています。

健康神話の裏にある問題


私たちは多くの「健康常識」に囲まれ、それを信じて日々の食生活を送っています。しかし、果たしてその常識は本当に正しいのでしょうか?

低脂肪食品やカロリーカット、精製された主食など、現代の食生活の多くが健康に悪影響を及ぼしていることが明らかになっています。

現代の食生活における問題の多くは、以下のような「健康神話」から生じています。


「低脂肪食品は健康に良い」


低脂肪食品の普及はカロリー制限を重視したダイエット文化から生まれました。みなさまが使っている低脂肪乳、低脂肪マヨネーズ、低脂肪バターなど。
しかし、脂肪を取り除く過程で味を補うために砂糖や人工甘味料が添加され、かえって健康を害する場合があります。

脂肪は細胞膜やホルモン生成に必要な重要な栄養素であり、不足すると健康問題を引き起こします。

American Journal of Clinical Nutrition に掲載された研究によると、低脂肪食品を多く摂取した人々は、心血管疾患のリスクが高まる可能性があると報告されています。
これに対し、適度な脂肪を含む食事を摂取したグループでは、逆に健康状態が安定する傾向が見られました。


「白米は日本人の健康を支える主食」


白米はエネルギー源として有効ですが、精製の過程でビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養がほとんど失われます。
一方で、未精製の玄米は栄養素が豊富で、体に必要な成分をバランス良く含んでいます。

日本人を対象とした研究では、玄米を主食とすることで血糖値の急上昇を防ぎ、2型糖尿病のリスクを約25%低減できることが確認されています(Diabetes Care)。さらに、玄米摂取者は腸内環境の改善や便秘解消の効果を報告しています。


「加工食品は便利で安全」


みなさまが普段使ってしまう加工食品は便利ですが、保存料や着色料などの食品添加物が腸内環境を悪化させる可能性があります。
さらに、高度に加工された食品は栄養価が低下し、エンプティカロリーと呼ばれる「カロリーだけが高い食品」に分類されます。

Journal of Food and Nutrition によると、加工食品の過剰摂取が肥満、心血管疾患、さらにはがんのリスクを高めることが示されています。
特に、超加工食品を主食とする食生活は、死亡リスクが約30%増加するとの報告があります。


健康の鍵は「自然」に戻ること


これら現代人の食事に蔓延る問題を打ち破り、健康を取り戻すためのカギは「自然な食品」に立ち返ることです。自然に存在する野菜や果物をベースに栄養価の高い食品を選ぶことが、長期的な健康につながります。


小麦をやめる


日本で販売されている90%以上の輸入小麦(アメリカ産、カナダ産など)は、遺伝子組み換え小麦やポストハーベスト農薬が使用されています。これらは腸内環境を悪化させ、様々な病気の原因になる可能性があります。

Environmental Health Perspectives の研究では、ポストハーベスト農薬に暴露された小麦製品を摂取することで、腸内細菌のバランスが乱れる可能性があると報告されています。このバランスの乱れは、腸漏れ症候群や慢性炎症性疾患に繋がるリスクがあります。


玄米を主食にする

玄米は精製されていないため、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。また、発芽・発酵させることで、消化吸収が良くなり、腸内環境を整える効果が期待できます。

Nutrition Research Reviews の調査では、発芽玄米が腸内フローラの多様性を増加させ、善玉菌の割合を高めることで、炎症性マーカーを低下させることが明らかになっています。


発酵食品を取り入れる


納豆や味噌、キムチ、ヨーグルトなどの発酵食品は、腸内の善玉菌を増やし、免疫力を向上させます。
発酵の力で腸内環境が整えば、身体全体の代謝や免疫機能が改善されます。

Frontiers in Microbiology によると、発酵食品を日常的に摂取する人々は、腸内のプロバイオティクス濃度が有意に高く、風邪やインフルエンザの発症率が低いことが示されています。


食生活が変える未来


健康的な食生活は、個人の体だけでなく、家族や社会全体にも良い影響を与えます。

特に子どもたちにとって、食卓での経験が一生の健康習慣を築く基盤となります。

The Lancet Public Health による国際的な調査では、健康的な食生活を実践する家族の子どもは、将来的に生活習慣病のリスクが30%以上低減することが確認されています。

これらの習慣は、家族全体の寿命延長にも貢献します。

これらの情報を踏まえ、みなさまが日々の食生活を見直し、より自然でバランスの取れた食事を心掛けることが、健康長寿への第一歩となるでしょう。

2025年始まった今だからこそ、生活において最も重要な”食事”にこだわってみてください。

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